宝塚歌劇団星組の極美慎 「毎日が勉強」 『めぐり会いは再び』で感じた責任感 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

宝塚歌劇団星組の極美慎 「毎日が勉強」 『めぐり会いは再び』で感じた責任感

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 宝塚歌劇団星組の極美慎が、5月30日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西、月曜午後8時〜)に出演。この日宝塚大劇場公演の千秋楽を迎えた「ミュージカル・エトワール『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』」、「レビュー・エスパーニャ『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』」について、自身が演じる役への思いや見どころについて語った。

 4月30日(土)から5月19日(木)までの公演中止期間を経て、極美は「お客さまの拍手が本当に温かくて、やっぱり舞台というのはお客さまがいてこその作品なんだなと思いました」と、ようやく舞台に立てたことへの思いを吐露した。

 本作で極美が演じたロナン・ヴェリタス・オンブルは、トップスターの礼真琴が演じるルーチェ・ド・オルゴンの恋のライバルという役どころ。重要な役回りを演じることについて、「短い期間で存在感を表現することに責任を感じていますが、演じ甲斐があって毎日勉強させてもらっています」と謙虚に話し、役柄を通して極美自身が日々成長していることが伝わってきた。頼もしい極美の様子に、番組パーソナリティーを務める小山乃里子も「東京でまた演技の幅が大きく広がっていくんだろうな」と、期待に胸を膨らませた。

 作・演出を務める小柳奈穂子が「(これまでに上演された)『めぐり会い』シリーズ史上、最も重めに作られている」と話すほど、シリアスなシーンが多いという本作。そのパートを担っているのが極美の演じるオンブルだそうで、「ちゃんと確信を得てお芝居させていただきたいなと(思っている)」と語る姿からは、極美の誠実な人柄も垣間見えた。

 一方、全編スパニッシュダンスで展開される『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』は、作・演出を担当する藤井大介から「ワイルド&セクシーでお願いします」と言われたほど、熱いパッションにあふれた作品なのだそう。自身の見どころについて尋ねられ、瀬央ゆりあが田原俊彦のヒット曲『NINJIN娘』を歌唱する後ろで、ニンジン娘に扮して踊るシーンを挙げた極美。「お客さまにも楽しいと思っていただけたらいいな」という思いとともに、誰よりも自分自身が全力で楽しんでいると話してくれた。

 さらには、9月に、自身初の主演作品「ミュージカル『ベアタ・ベアトリクス』」の上演が決定。公演を楽しみに待つリスナーに向けて「全力でがんばります!」と意気込みを語り、今後の極美の活躍からますます目が離せないと感じさせた。

 星組東京宝塚劇場公演は、6月18日(土)〜7月24日(日)の期間での上演が予定されている。初主演作「ミュージカル『ベアタ・ベアトリクス』」は9月8日(木)~9月19日(月)の期間、宝塚バウホールにて上演予定。


ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』
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ビバ!タカラジェンヌ | ラジオ関西 | 2022/05/30/月 20:00-20:30

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