これを受けて、元Jリーガーで、クラブの退団や移籍を経験している近藤は、「ファン・サポーターとしてもメンタル的にはグッと落ちてしまうっていうところはあるんだけど、一番つらいのはやっぱり選手だし、もちろん、その契約しないということを言い渡したチームもめちゃめちゃつらいと思う」と、それぞれの状況をおもんぱかる。
そのうえで、「俺も引退して数年経つけど、やっぱりまだヴィッセル神戸のサポーター、水戸ホーリーホックのサポーター、FC大阪のサポーターが今でも応援してくれて、背中を支えてくれてるっていうのは、本当に感じていて、ありがたいというのがあるから。この3選手に対しても、まだまだこれからもずっと応援してあげるということが、応援という形でできることだと思う。退団だから残念だなと思うのはもちろんだけど、退団したからどうこうではなく、INAC神戸に関わった選手として、ずっとサポートしてあげてほしいと思うし、選手はそういうサポートを本当にうれしく思うので、皆さん忘れずに応援してあげてほしいと思います」と、近藤は自身の経験を踏まえて思いを伝えていた。