オール巨人 M-1審査員引退の理由明かす「分からない漫才が出てきた」 後任案に千原ジュニアを挙げる | ラジトピ ラジオ関西トピックス

オール巨人 M-1審査員引退の理由明かす「分からない漫才が出てきた」 後任案に千原ジュニアを挙げる

LINEで送る

この記事の写真を見る(1枚)

 吉本興業のお笑いコンビ「からし蓮根」(杉本青空・伊織)が水曜パーソナリティを務めるラジオ番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後2時30分~)にオール巨人がゲストとして登場し、『M-1グランプリ』審査員引退の真相などについて語った。

オール巨人

“大御所”が後輩の番組に登場するという異例の放送となった今回。特に、伊織はオール巨人の経営するスナックでアルバイトをしていた経験もあり、深い縁がある存在だ。

 そんなオール巨人はこれまでに『M-1グランプリ』や『ytv漫才新人賞選考会』など、数々のお笑い賞レースにて審査員を務めてきてきたが、『M-1グランプリ』に関しては昨年度(2021年)大会をもって審査員を引退すると表明し、話題となっていた。

 その理由についてオール巨人は、年齢的な問題に加え、「分からない漫才が出てきた」という。これに対し伊織からは「コウテイですか?」と奇天烈なネタが特徴的な同期コンビの名前が。実際に、伊織がオール巨人のスナックでアルバイトをしていた際、賞レースの予選会に出場していたコウテイの漫才を観た翌日、オール巨人が「もう俺、漫才が分からなくなってきた」と口にしていたとのこと。

 オール巨人は、その後、コウテイの漫才については、自身の感覚と本人たちのネタの変化によって理解できるようになったとする一方で、最近流行っているゲームなどの知識がベースになっているネタは分かりづらいと、心境を明かした。そして、とくに賞レースなど、漫才を評価される場においては、老若男女問わず笑わせることができ、誰でも分かる内容のものを披露するのが基本であると持論を語った。

 また、普段から劇場の楽屋モニターなどで数々の若手の漫才出番を観るというオール巨人。「今注目している芸人はいますか?」と伊織に問われると、「やはり注目するのは、売れていても一生懸命やっている漫才師」と語り、売れてからも変わらず良い漫才をしているコンビの例として「かまいたち」を挙げた。さらに、自身が賞レースの審査員を引退することになった場合、空いた席に誰が座ることを想定しているかという質問に対しては「ジュニア、ええんちゃうかな」と「千原ジュニア」の名前を口にした。

※ラジオ関西『Clip水曜日』2022年6月8日放送回より

LINEで送る

関連記事