「わらび餅」←関西・関東で違います “境界”は静岡 透明わらび餅も東では最初苦戦… 理由は「くず餅」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「わらび餅」←関西・関東で違います “境界”は静岡 透明わらび餅も東では最初苦戦… 理由は「くず餅」

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 わらび餅ときな粉に違いはありません。ただ、東日本商品には黒蜜が付いています。

 大阪の工場で“きな粉のみ”の商品、千葉の工場で“きな粉と黒蜜付き”の商品を製造中です。その関係で、黒蜜のあり・なしの境目は静岡県あたりです。

西日本はきな粉のみ(提供:明日香食品)
西日本はきな粉のみ(提供:明日香食品)
東日本はきな粉と黒蜜付き(提供:明日香食品)
東日本はきな粉と黒蜜付き(提供:明日香食品)

――関西では、黒蜜付きのわらび餅は食べられないのですね……。
 
 実は、3年ほど前から関西でも東日本商品の取扱いを始めました! ただ、黒蜜が付いているぶん原価が5~6円ほど高いため、置いているお店はあまり多くありません。見かけることは少ないかもしれません。

――くっつくこともあるトレー入りのわらび餅。上手においしく食べるコツは?
 
 食べる前に水で洗うと、表面がツルツルして口当たりが良くなります。

 また、最近は、かき氷シロップで着色してカラフルなわらび餅を楽しむ人も増えています。シロップに1時間ほど漬けると、簡単に色がつきますよ! ほかにも、「きゃらびもち」といって、キャラクターを表現したわらび餅を作るのも流行っています。コロナ禍でおうち時間が増えたことにより、様々な食べ方が生まれています。

見た目もかわいい「きゃらびもち」(提供:明日香食品)
見た目もかわいい「きゃらびもち」(提供:明日香食品)

 地域によって食べ方がことなるわらび餅。あなたはどの食べ方が好きですか?

(取材・文=岡本莉奈)

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