大阪・関西万博(2025年4月13日~10月13日 184日間)を記念した、特別仕様の自動車用ナンバープレートのデザインと交付日程が決まった。2025年日本国際博覧会協会が6月10日に発表した。
デザインは公式ロゴマーク「いのちの輝き」のフォルムをモチーフとしている。「開催に胸を躍らせる、閉幕後も貴重な想い出として心の中で走り続ける」がコンセプトで、万博開催に向けての機運醸成に向け、国際博覧会協会が国土交通省に発行を要請していた。
交付は2022年10月下旬~2025年(予定)。全国の希望者が対象。自動車の購入時だけでなく、現在使用中の自動車のプレートも、ナンバーを変えずに交換できる。使用終了後は、希望すると不正使用防止の穴を開けたうえで記念品として保存することも可能。目的について国交省は「多くの方々に大阪・関西万博を身近に感じてもらいたい」としている。
希望者は特別仕様ナンバープレート使用終了後に、不正使用防止のための穴を開け、記念品として保存することもできるという。
大阪・関西万博の特別仕様ナンバープレートは、寄付金なしのモノトーン版(模様がグレー)だけでなく、1000円以上寄付するとフルカラー版も選べる。寄付金は、大阪・関西万博の開催に関連した交通サービスの充実などに充てられる。
なお、料金については2022年9月下旬に国土交通省から公表される予定。過去の特別仕様ナンバープレート料金は、
「ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレート」が7,080円~9,200円(寄付金なし)、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート」が7,300円~9,500円(寄付金なし)となっている。