元コールセンタースタッフ「保留中の声、全部聞こえてました」告白が話題 「知らなかった」「恥ずか死ぬ」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

元コールセンタースタッフ「保留中の声、全部聞こえてました」告白が話題 「知らなかった」「恥ずか死ぬ」

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保留(ミュート)対応中は無言で待っている方がほとんどで、たまに漫画で描いた「コールセンターへの愚痴」「プライベートな会話」「鼻歌」が聞こえる場合があるくらいでした。ただ、以前、電話をかけた女性が業務委託元の会社にお怒りで、平身低頭して謝罪し、後日改めて再架電したときに、その女性が吹き込んだ留守番メッセージで、「はーい! 〇〇りん(女性の名前)のお電話だよ♡ ごめんなさーい、いま留守にしておりまぁす♪  〇〇りんのバカバカっ! あなたのお声が聞きたいのでっ、ピッとなったらメッセージを吹き込んでください♪」というセリフが流れて、激怒されていた印象とのギャップから、次に電話するのが気まずくなったことがあります……。

――コールセンター業務はハードなイメージもありますが、いかがでしょうか?

自分はもともと通信系の大手ブラック企業勤めだったので、それと比べるとコールセンターはノルマもたいしたことがなく、成績も良かったので僕自身は楽しくできていました。ただコールセンターは向き不向きが明確で、同じタイミングで何人か派遣されてくるスタッフのうち、すぐに辞める人は1日〜2日で辞めるし、長く続く人は何年もずっと続けていたりします。自分は、新人の教育担当を任せられてSV(スーパーバイザー)という役職にもつきましたが、何人も教育する中でたった1人だけ、何を教えても成績が上がらない青年がいて、その子を育てきれず派遣切りに遭わせてしまったのが今でも心残りです。

(取材・文=ししまる555)

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