大阪・関西万博入場料、大人6000円で調整へ 当初案より2割アップ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

大阪・関西万博入場料、大人6000円で調整へ 当初案より2割アップ

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 「2025年大阪・関西万博」を運営する日本国際博覧会協会が、入場券の価格を▼大人6千円(税込み・ 18歳以上65歳未満)とする案を固めたことがわかった。当初想定していた4800円(2019年12月、日本政府が博覧会国際事務局に登録申請書を提出)から約2割引き上げた。 このほか、▼中人3300円(税込み・ 12歳以上18歳未満)、▼小人2000円(税込み・4歳以上12歳未満)、▼シニア5000円(65歳以上)、▼4歳未満の子どもと80歳以上の高齢者は無料 としている。なお、愛知万博(2005年・愛地球博)では大人4600円だった。

※画像提供・2025年日本国際博覧会協会

 関係者によると、万博運営費が当初より約60億円プラスの約870億円となる見込みで、入場券の収入で運営費を賄うことが前提のため、高めの設定となったという。また予約制を導入することで来場者数が伸び悩み、想定する約2820万人を下回る可能性を考慮した。

 さらに物価上昇や消費増税などを踏まえ、6千円より高い入場料を設定した場合、来場者数が減ることが懸念され、5500円以下の設定にすると混雑を招く可能性があるとした。

※画像提供・2025年日本国際博覧会協会

 国際博覧会協会では会場の混雑を回避するため、来場者が少ない時期や夜間を対象とした割安入場券の販売も検討。2022年中にも決定するという。


 【2025年大阪・関西万博 公式ウェブサイト】

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