恐らく、「さらされたり訴えられたりするかも」という危険を感じたので消したのではないか、と分析するゲムぼく。さん。しかしこれは、「自分は良くないことをした」と認識するだけの良心はちゃんと持ち合わせているということなので良かった、という気持ちだといいます。
顕著な例として、今回ツイート削除&ブロックをしていた4人のうち1人は、もともとあらゆるニュースやさまざまな人に対して攻撃的な発言をしていた様子でしたが、ゲムぼく。さんの「いいね」以降は、誰に対しても攻撃的な言葉が見受けられなかったそうです。「いいね」という、まさかの反応が返ってきたことで、「思った以上に見ている人はいるのかも」などと気づいて、自身の行動を省みることができたのかもしれない、とゲムぼく。さん。
ただし、ゲムぼく。さんは、攻撃的なツイートに「いいね」をすることにはリスクもあり、攻撃に反応してもらえたのがうれしくて攻撃性が高まるかもしれないし、「バカにしてるのか?」と逆上されるおそれだってあるかもしれないため、十分に気をつけるべきだと言います。
そんなゲムぼく。さんに、攻撃的なツイートの内容について、独自取材しました。
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より正確に言うと、「誹謗中傷・批判的なものだと捉えようと思えば捉えられるもの」がたくさんあります。それはたとえば、「言った本人に悪意はなさそうだけれど受け手であるぼくは傷ついている言葉」や、「ぼく自身は傷つかないけれどそれを見た周りの人が『この人こんなひどいこと言われてかわいそう……』と傷ついてしまう言葉」などがあります。「明確に悪意を持って放たれた言葉」は、あまりない気がしますね。
そして、この手の話は基本的には「捉え方の問題」が大きいとぼくは思っています。言葉って往々にしてあいまいなもので、あいまいだからこそ面白いんですけど、あいまいだからこそ傷つこうと思えば無限に傷つくことができるので。人生において、他者を変えることって難易度が高いので、まずは自分の捉え方を変えにいったほうが健康的かな、といつも思っています。
攻撃的なツイートに「いいね」をしているのも、実は気まぐれです。すべてに「いいね」をしていたわけではありません。これはぼく自身の生き方ですが、「ルールを決めきらないのがルール」みたいなところがあって。ゲームや遊びではルールを設けてきっちりやりきることに楽しさを覚えることも多いのですが、こと生き方においては、ゆるゆるがいいな、と思っていて。なので、すべてはそのときの気分によるところが大きいです。
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最後に下記、ゲムぼく。さんの今回のブログから抜粋です。