プロが勧める、自宅で「アート」を飾るべき“3つの場所”とは 「安価なアートポスターからはじめてみて」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

プロが勧める、自宅で「アート」を飾るべき“3つの場所”とは 「安価なアートポスターからはじめてみて」

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 ホテルなどに宿泊した際に部屋の中にアートが飾られているのを見て、自分の部屋でも飾ってみたいと思った経験はないだろうか。とはいえ、実際にどのように自分の部屋に取り入れたらいいのか迷ってしまうもの。5名の専属アーティストによるオリジナルアートを取り扱うアート&フレームスタジオ「サイト二番町」(神戸市東灘区・六甲アイランド)でアートの取り入れ方を聞いた。

  教えてくれたのは同店のマネージャー・デザイナーのブーベイ・オトゴンバヤルさん。ブーベイさんはモンゴル出身。子どもの頃からモノ作りが好きで学校の美術部に入部。日本人と出会った縁で、日本の大学に進学してデザイン造形美術学科を卒業。アート関係の仕事を探している中で、サイト二番町で働くようになったのだという。

アートを部屋に取り入れるにはどうすればいいのか

 オーダーメイドの“オリジナルアート”を制作するサイト二番町だが、初めてアートを飾る場合には、安価な印刷物のアートポスターからはじめることを勧める。「まずは季節や気分によってかけ替えてみてください。これなら万が一失敗しても、気にならない価格で楽しむ事ができます。部屋にどのようなものが合うかお悩みの方には、私たちがいくつか選ばせてもらいますよ」とブーベイさん。サイト二番町では、その数なんと5000種類以上の輸入ポスターを取り揃えている。

店内には多くのアートが並ぶ

 それでは、家のどのような場所にアートを飾ればオシャレな部屋を演出できるのか。「メインは3か所で、玄関、リビングに置くソファの後ろ、寝室です。家のメインの箇所になるので、日々の生活のいろいろな場面で自宅に飾られているアートと対話をしながら過ごせると思います。私の家ではリビングの窓から海が見えますので、自分で海をイメージした抽象画を描いて飾っています。お客様が(自宅に)来られたら、このアートはこういうイメージで飾っていて、と話題の一つにもできますよ」。

 さらに、アートを飾る際にはどのようなフレームに入れるかというのも重要な要素の一つだ。

扱うフレームは2000種類

 お店では2000種類ほどのフレームを取りそろえているが、中でもブーベイさんがおすすめするのはLフレームと呼ばれるもの。その理由について「額装をしないでも壁に展示できるパネルアートが多いのですが、パネルだけで飾るのではなく、シンプルなLフレームを合わすことでアートの魅力が何倍にも増えます。高級感も生まれますし、前面にアクリルが入っていないためにアートの質感を直接楽しむことができます」と話す。

シンプルなLフレーム

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