神戸の飲食店を、多彩な“思い出”とともに紹介するガイドブック「オモイdeゴハン」の第2弾、「オモイdeゴハン#2-神戸まちあそび手帖-」が制作される。その「推し店」を現在、特設サイトを通じて一般公募で受付している。期間は7月18日(月・祝)まで。
昨年4月、神戸市内で配布された第1弾冊子「オモイdeゴハン―神戸のグルメ・神戸の味覚・神戸の思い出―」は、「社会人になって、初めて本格派の料理に感動した」「デートや新婚時代によく利用した店」など、その時々の思い出とともに、神戸の飲食店84店と商店街10商店街が紹介された。
長引く新型コロナウイルス感染症の影響により甚大な影響が生じているなか、神戸出身者をはじめとする神戸にゆかりのある人々から、ふるさと納税による寄付とともに「コロナに負けず頑張っているお店を応援したい」「思い出深いお店なのでこれからも利用し続けたい」と応援の声がたくさん寄せられた。この寄付を活用し、神戸の魅力ある飲食店・商店街を市内外に発信するために制作されたのが「オモイdeゴハン」ガイドブックだ。
現在募集中の第2弾、「オモイdeゴハン#2-神戸まちあそび手帖-」では、思い出の飲食店や商店街の他に、神戸の地場産品についても取り上げる。例えば「お土産にぴったりの神戸の洋菓子」や「自分へのご褒美に買った地酒」など。「オモイdeゴハン#2-神戸まちあそび手帖-」特設サイトの応募フォームから応募できる。募集期間は7月18日(月・祝)まで。完成・配布は11月ごろを予定。抽選で当たるプレゼント企画も実施される。
第1弾のガイドブックに掲載されている御影公会堂食堂(神戸市東灘区)に思い出があるというのは、神戸市経済観光局商業流通課の秋山広至さん。「御影公会堂食堂では現在の妻とよくデートをした。今では妻の両親をたまに連れていったり、大切な場所になっている」と話す。秋山さんは「神戸にはおいしいお店がたくさんある。ぜひ神戸に住む方や訪れた方が、ガイドブックを活用し、おいしいご飯を食べて、心も体も元気になってほしい」と呼びかけていた。
※ラジオ関西『サンデー神戸』2022年7月3日放送回より