多可町の新拠点「TORI MARCHE TAKACHO」オープン 「播州百日どり」「播州地卵」など名産品を販売 人々の思いを伝える役割も | ラジトピ ラジオ関西トピックス

多可町の新拠点「TORI MARCHE TAKACHO」オープン 「播州百日どり」「播州地卵」など名産品を販売 人々の思いを伝える役割も

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 兵庫・多可町に「TORI MARCHE TAKACHO」(トリ マルシェ タカチョウ)が6月25日にオープンし、にぎわいを見せている。"鶏と卵の新拠点"がコンセプト。地場産業として「播州百日どり」と「播州地卵」がはじまって40年。その思いを継承し、多可町のにぎわいや新しい観光地の創出を目指すという。

オープン時(6月25日)の様子

 マルシェには、「播州百日どり」の精肉や「播州地卵」などを扱う販売コーナーとカフェスペースが併設されている。カフェでは、卵かけごはんや鶏ミンチを使用したパスタ、播州地卵プリン、神戸ファーブルトンのパンケーキなど、幅広いメニューがラインナップ。なかでも、卵かけごはんは、3種類から好みの味わいを選べ、「播州地卵」の卵白の甘さと濃厚な卵黄を余すことなく楽しめる。さらに、販売コーナーで購入した鶏肉でバーベキューも可能。

3種類の卵かけごはん

 運営する「株式会社加美鳥」(兵庫県多可町)の石塚社長は、「地元の名産品や関わってくださった方々の思いを後世につないでいく場所にしたい」としたうえで、「地域とつながる場所でもあるため、今後は、ひょうご味どりを飼育する播磨農業高校とのイベントを予定している。学生など若い世代にも販売や地域とのつながりを体験してもらえれば」と話す。

 オープンしてから、客足が途絶えないほど盛況で、地元だけでなくSNSでも話題に。今後も、地域の人たちの協力を得ながら、地元農家の野菜販売や休日のイベント開催などにも力を入れていくという。

店内の様子

「TORI MARCHE TAKACHO」は、午前10時から午後4時まで、火曜は定休。

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