さらに、1985年にエチオピアを訪れた際に大干ばつと内戦に苦しむ人々を目にし、「こんなことがあっていいのか」と、人生が変わったのだという。この時に自身の無力さと向き合ったことが、現在のボランティア活動の軸となっていると語った。
川嶋からの「コロナ禍の今、思い描いている活動はありますか?」との問いには、「できることなら平和に暮らしてほしい」と切なる願いを明かし、危険の多い現地に赴く理由について、このようにコメントした。
「そういう場所のことは報道されないし、子どもたちの声は届けられない。私が現地に行くと、新聞社やテレビ局などのマスコミがついてきてくれるんです。子どもたちの大変な状況や、そのような国があることを少しでも伝えることが、(日本ユニセフ協会)大使としての役目だと思って、現地に足を運ぶようにしているんです」(アグネスさん)
番組の最後、「今を生きている世界中の子どもたちに届けたいメッセージとは?」問いかけた川嶋に対し、アグネスさんは「がんばって1日でも長く生きましょう! 生きていれば、明日は少しは良くなるはず」と力強い言葉を贈った。
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『明日への扉〜いのちのラジオ+〜』(パーソナリティ:川嶋あい)
2022年4月から、ラジオ関西で放送スタート
【番組公式ブログ】
#明日への扉 いのちのラジオ+
日本でのデビュー50周年を迎えるアグネス・チャンさんをお迎えします!トップアイドルとして輝かしい足跡を残される一方、多くのボランティア・平和活動に尽力。「悩みを抱える誰かのために」生きる姿は全国そして全世界へ大きな勇気と希望を発信し続けています #ラジ関 pic.twitter.com/VQ1EhVVtf8— 明日への扉〜いのちのラジオ+〜 (@asu_heno_tobira) June 30, 2022