兵庫・神戸市が進める都心・三宮再整備。7月19日には、ビジネス街に位置する磯上公園に「神戸市立磯上体育館」がオープンした。同体育館について、神戸市スポーツ企画課係長の友西佑太さんに話を聞いた。
――磯上公園は三宮駅から南へ徒歩10分。とても便利な場所に立派な体育館ができましたね。
【友西佑太さん(以下、友西さん】 磯上体育館は、都心・三宮再整備の事業の一つとして、同日オープンの「中央区役所」「中央区文化センター」の整備を進めていく中で建設しました。三宮駅前の「勤労会館」の体育館とトレーニング室(2022年6月末で利用終了)、そして県庁近くの「生田文化会館」(同月末閉館)の体育室を一体化した施設です。
――どのような建物なのですか。
【友西さん】 1階に多目的室やトレーニング室、2階に競技場を配置しています。競技場は、天井を気にせず競技ができるように12メートルの高さを設けました。広さは約1,000平方メートル。バドミントンのコートなら6面取ることができます。
多目的室は、卓球やダンス、武道にも利用できるようになっています。 また、バドミントンや卓球など風の影響を受けやすい競技に配慮した、気流の少ない空調や、膝や腰への負荷を減らす弾力性のある床材を取り入れるなど、人に優しい快適な空間となっています。