道枝駿佑(なにわ男子)は爪を常に短くしていた… 主演映画の撮影秘話 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

道枝駿佑(なにわ男子)は爪を常に短くしていた… 主演映画の撮影秘話

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 透は記憶を失ってしまう真織のため、日記が楽しい出来事であふれるようにと海や水族館、花火大会などへ彼女を誘い、献身的に尽くします。

 透の家族は、母親を亡くし、父親が仕事を辞め、姉が出ていってバラバラになっています……。

サブ9

 原作は2019年の電撃小説大賞・メディアワークス文庫賞を受賞した一条 岬の作品(通称:#セカコイ)です。

書影
一条岬『今夜、世界からこの恋が消えても』(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)

 透を演じるのがアイドルユニット・なにわ男子の道枝駿佑、真織役が東宝シンデレラ・グランプリの福本莉子。ダブル主演です。

 監督は『思い、思われ、ふり、ふられ』や『きみの瞳が問いかけている』などの青春恋愛作品を手がけてきた三木孝浩です。

 今作は主に神奈川県の湘南地域で撮影しています。神社で透がおみくじを引き、大吉が出るシーンは鵠沼伏見稲荷でロケをしました。この場面でリアルな反応がほしいという演出のため、透を演じる道枝が仕込みなしでおみくじを引いてみることになったそうです。この結果、実際に大吉が出たということで、道枝の強運と自然な演技が発揮されました。

 また父親とふたりで暮らす透は料理作りなどの家事をしている、という設定のため、道枝は役作りでアイロンがけやフライ返しの練習を自宅でしていました。爪をこまめに切って、常に短くしていたそうです。普段は家事を全くしないということですが、「撮影期間中もずっと練習してました」と本人が撮影後の対談で明かしています。

「そのシーンの撮影が終わった途端に(練習を)やめちゃいました(笑)」という道枝に、三木監督は「道枝くんがテストで作ったものをスタッフみんなで食べたけど、すごくおいしかったよ」とほめました。

 タイトルの意味は、映画を観れば分かります。『今夜、世界からこの恋が消えても』は7月29日(金)、全国公開。(SJ)

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