大人気図鑑を化石や標本で!『わけあって絶滅しました。』展 大阪南港ATCホール | ラジトピ ラジオ関西トピックス

大人気図鑑を化石や標本で!『わけあって絶滅しました。』展 大阪南港ATCホール

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 2018年7月に出版され、シリーズ累計発行部数90万部突破のベストセラー『わけあって絶滅しました。』に取り上げられた動物や植物を、化石や模型、パネルなどで紹介する初の特別展が、大阪・南港のATCホールで開かれている。2022年9月4日(日)まで。

 会場には、「やさしすぎて絶滅」してしまったステラーカイギュウやティラノサウルスの全身骨格(レプリカ)や、約5億年前に生息し、「歯が弱くて絶滅した」アノマロカリスを拡大して再現したロボットなど、400点ほどが時代順に並ぶ。「本では大きさを実感することが難しいが、会場ではそのスケールがわかる」と、「わけあって絶滅しました。」シリーズ担当編集の金井弓子・ダイヤモンド社副編集長は話す。

 一方、「海が荒れていて生き延びた」コモドオオトカゲや、「まゆにこもって助かった」ハイギョなど絶滅から生き延びた生物や、カモノハシやラッコ、コアラなど絶滅しそうな生き物も紹介。化石に触れたり、ホッキョクグマを温暖化から救う体験型のアトラクションがあったりと、遊びながら学べる展示となっている。

「わけあって絶滅しました。」シリーズ監修の今泉忠明さんは、「笑っちゃうような内容の本を『実物』でどのように表現するのか謎だった。展示を見て、本の内容がいい加減なものではないことがわかる」とした上で、「ティラノサウルスはあれだけ大きな体を持つが、脳は人間の指先くらいの大きさしかなかった。そんな小さい脳で何を考えて走りまわっていたのか、想像するのも面白い」と話した。

◆「わけあって絶滅しました。」展
日程 2022年7月22日(金)~9月4日(日)
休館日 会期中無休
会場 大阪南港ATCホール(大阪市住之江区南港北2-1-10)
【公式HP】

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