J1神戸、7月無敗継続・J1ホーム通算150勝達成なるか 柏と半月ぶりの再戦 注目はセンターラインの陣容 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

J1神戸、7月無敗継続・J1ホーム通算150勝達成なるか 柏と半月ぶりの再戦 注目はセンターラインの陣容

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 サッカー・J1のヴィッセル神戸は30日、明治安田生命J1リーグ第23節で、柏レイソルとホームのノエビアスタジアム神戸で対戦する。キックオフ予定は午後7時。

 日本代表が「EAFF E-1 サッカー選手権 2022決勝大会」を戦っている間、中断していたJ1リーグ戦が、約2週間ぶりに再開する。中断前は3勝1分けと結果を残しただけでなく、J1残留争いのライバルとの直接対決を制し、J2降格圏を脱出。勝点を21に伸ばし、15位に浮上したヴィッセル。それでも、17位清水エスパルスとの勝点差は1、18位ジュビロ磐田との勝点差も2と近いため、依然としてとにかく勝利を積み重ねなければいけない状況は続いている。

ヴィッセル神戸

 当然、今回のホーム・柏戦も、「我々にとっては大事な試合、一戦必勝」と吉田孝行監督。ただし、ここまでの準備期間で、ヴィッセルには様々なトピックスがあった。

 最も大きな出来事は「E-1」で日本代表に復帰したばかりのMF橋本拳人選手のスペイン・ウエスカへの移籍だ。吉田孝行監督が押し進める「奪い切る」守備の象徴で、7月の快進撃に大きく貢献した1人は、指揮官自身も「チームの心臓」と評していた存在。そのボランチの旅立ちは、クリムゾンレッドにとって痛手であることは間違いない。

 また、DF菊池流帆選手、FWボージャン・クルキッチ選手が試合中に負傷したというニュースリリースが発表され、戦線離脱。菊池選手と同じくJ1第23節鹿島アントラーズ戦で負傷し、「E-1」日本代表を辞退したFW武藤嘉紀選手も、柏戦での復帰は難しいものと思われる。さらに、チームの大黒柱であるMFアンドレス・イニエスタ選手が家庭の事情によりスペインに一時帰国中。当初の再来日予定が遅れ、吉田監督いわく「家庭の事情で、柏戦の後になった」ため、キャプテン不在のなかで柏戦に臨むことになった。

 そのようにセンターラインでのメンバー変更を余儀なくされるヴィッセルだが、「いるメンバーで、できることを最善を尽くしていくだけ」と吉田監督。「準備期間も、いろんなことを試したり、戦術のところを意識させる期間になったと思うので、そういうところもトライしていければと思う」と前を向く。3試合連続途中出場でゴールを決めたFW大迫勇也選手の先発復帰があるのか、今夏加入の新戦力FWムゴシャ選手が先発で出てくるのか、イニエスタ選手や橋本選手、菊池選手に代わって誰が抜てきされるのか、スターティングメンバーは注目ポイントの1つだ。

 柏とは今シーズン2度、対戦しているヴィッセル。6月18日のJ1第17節ではアウェイで1-3と逆転負け。しかし、7月13日の天皇杯ラウンド16(4回戦)では地元・ノエスタで2-1と勝利している。天皇杯のときはリーグ戦から先発を9人入れ替えたなか、セットプレーで前半終了間際に先制すると、一度は追い付かれるも、後半終了間際にはGK飯倉大樹選手の1本のフィードで打開。終盤に右MFにポジション変更していたDF初瀬亮選手が果敢な飛び出しから鮮やかにゴールを決めて、劇的な勝利をおさめている。その半月前のカップ戦のいい流れを、今回のJ1リーグ戦でも継続したいところだ。

「(柏は)マンツーマンでくるチームですし、その1対1で神戸としても負けてはならない。でも、自分の良さは、前の天皇杯で出せたと思いますし、引き続き何も変えることなくやれればなと思うので。しっかり準備してきたものがあるので、それをすべて出すだけではあり、何も恐れるものはないと思うので。相手がどうこうよりかは、自分たちがどうしたいかというところ。準備してきたものがあるので、それをすべて出したい」(初瀬選手)

初瀬亮選手 (C) VISSEL KOBE

 ただし、J1で現在4位と上位争い中の、ネルシーニョ監督が率いる柏には、2度の対戦ともにシュート数で上回られるなど、押し込まれていたことも事実。FW小屋松知哉選手、FW武藤雄樹選手、日本代表FW細谷真大選手らを軸とした前から連動してハードプレスを仕掛けてくる戦いに苦戦してきた。攻撃の核であるMFマテウス・サヴィオ選手も、ヴィッセル側からみればやっかいな存在。さらに、2試合ともにミドルシュートを決めているMF椎橋慧也選手への警戒も必須となるだろう。

 そのなかでも、ヴィッセルにはまた1つ、期待の新たな力がある。27日に加入が発表されたばかりの元日本代表MF小林祐希選手が、いきなりこの柏戦でデビューする可能性が高まっている。「真ん中だったらどこでも(やる)。サイドハーフでもいいし、ポジションにそんなこだわりはない」という背番号49は、中盤でアクセントになれる存在。新たなコンダクターとして、「ゲームを組み立てる、落ち着かせるといったことをしつつ、得点を取る選手の良さを引きだせるような、気の利いたプレーができたらと思います」という小林祐希選手のプレーも楽しみだ。

小林祐希選手 (C) VISSEL KOBE
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