長引くコロナ禍によるストレスやマスク生活により、肌の不調だけでなくココロにも疲れを感じるなど、例年以上にココロとカラダのコンディションが崩れているという人は多いのではないでしょうか。そんななか、「カラダの不調は内側からケアする」というマインドがオーソドックスになってきたこともあり、注目を集めているのが「漢方」です。
日本では「漢方=病院や漢方薬局で処方してもらうもの」とイメージする方が多いかもしれません。しかし、台湾では薬としてだけでなく、食事、養生法(健康を維持することで長寿を全うする方法)、運動、鍼灸、生活態度などを含めた広い概念としてとらえられており、健康や美容の 「おまもり」として生活に根付いているといいます。
「台湾の日常に根付いた“漢方”というライフスタイルを、ひとりでも多くの人に知ってほしい」という思いで誕生したのが、台湾発の漢方ライフスタイルブランド「DAYLILY(デイリリー)」です。漢方のイメージをくつがえすようなかわいいデザインも魅力のひとつで、これまで漢方に縁がなかった若い女性を中心に注目を集めています。
ブランドを立ち上げたのは、漢方薬局を営む父を持つ台北出身のエリさんと、北海道出身のモエさん。もともと広告代理店で働いていた二人は、退職後にクラウドファンディングで資金を募り、2017年3月に台北にある漢方薬局の中に「DAYLILY 1号店」をつくりました。その後、2019年に日本に上陸し、現在では東京に3店舗、大阪に2店舗を構え、さらに今年の4月には博多にもオープンしました。
DAYLILYで最も人気なのが、漢方薬剤師監修のもと食べられる素材のみをブレンドした、“飲んで食べてきれいになる”お茶「EAT BEAU-TEA」シリーズです。
食べるお茶シリーズのなかでも、「My Favorite Things」は女性のカラダによいとされる素材がブレンドされた人気商品。女性はもちろん、男性のカラダにも不足しがちな要素を補ってくれるので、ツヤが足りないと感じている人や、家事や仕事などのハードワークをこなしている人にもおすすめです。ゴロゴロと入った和漢素材をしっかりかんでそのまま食べて飲むことで、あますことなく体に取り入れることができるため、より満足感や満腹感を得られます。
ひと口飲んでみると、黒豆の香りが口いっぱいに広がり、さらにナツメや龍眼(りゅうがん)のやさしい甘さがじんわりとココロを解きほぐしてくれます。お湯で蒸されてやわらかくなった黒豆は食べやすく、小腹がすいたときやダイエット中のおともにもおすすめ。ノンカフェインなのもうれしいポイントで、おやすみ前に飲んで気持ちをホッと落ち着かせるのにもぴったりです。