宝塚歌劇団月組の彩みちる 「毎日が戦いの場」 誠意と情熱を持って挑む『グレート・ギャツビー』 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

宝塚歌劇団月組の彩みちる 「毎日が戦いの場」 誠意と情熱を持って挑む『グレート・ギャツビー』

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 宝塚歌劇団月組の彩みちるが、8月1日に放送(7月28日に収録)されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西、月曜午後8時〜)に出演。「三井住友VISAカード ミュージカル『グレート・ギャツビー』」について、役を演じるうえで感じた課題ややりがいを語った。

 雪組から月組への組み替え後、2作目となる本作品では、トップ娘役の海乃美月演じるデイジー・ブキャナンの親友であり、プロゴルファーのジョーダン・ベイカーを演じている彩。舞台の1920年代を生きる女性には珍しく、ゴルフを職業にし、自身の意見をしっかり持っているという人物像から、脚本・演出を務める小池修一郎からは「モダンで最先端を生きるイメージでいてほしい」と言われたそう。

 前作(ミュージカル・キネマ『今夜、ロマンス劇場で』)で演じた社長令嬢の成瀬塔子とは正反対ともいえる女性を演じることとなり、「小池先生がたくさんのアドバイスやダメ出しをくださって、それらをがんばって消化しながら(稽古に挑んだ)」という。「舞台上はまだまだ毎日が戦いの場です」と本音を明かしながらも、その明るい声色からは確かな手応えも感じていることがうかがえた。

 「どうすれば、かっこいい・大人っぽい女性に見えるのか」という課題に対し、試行錯誤を重ねながら日々の稽古に臨んだ彩。上級生や同期からも客観的な意見をもらいつつ「自分のなかで、“今”のジョーダン・ベイカーを作り上げた」という言葉には、彩の誠実さや熱い思いが詰まっていた。

 番組初出演時には必ずたずねられる「なぜ宝塚音楽学校に入学したのか」という問いには、「高校生になるまでは、自分が宝塚に入るなんて考えてもみなかった」と回答。その後、母親からの勧めをきっかけに、音楽学校への入学を意識するようになったのだという。

 当初は「自分なんて」とネガティブな気持ちがあったものの、「受験の期間を逃してから後悔するよりも、ダメ元でもいいからと受けてみました」と意外な経緯を語った。「ここ(舞台)を目指して良かったし、諦めずにがんばってきて良かったな、と日々思います」と、現在の心境を吐露した彩。さらに、「自分の関わるすべての人に感謝の気持ちでいっぱいです」と、改めて周囲の人々への感謝を言葉にした。

 月組宝塚大劇場公演は、8月22日(月)まで上演予定。

※2022年8月3日時点で、7月29日(金)~8月14日(日)の公演中止が発表されている。

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ビバ!タカラジェンヌ|ラジオ関西|2022/08/01月 20:00-20:30

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