サッカー・J1のヴィッセル神戸は5日、MF日髙光揮選手(19)がスペイン4部相当のリーグにあたるセグンダ・ディビシオンRFEF所属の「CDアトレチコ・パソ」へ期限付き移籍することが決まったと発表した。期限付き移籍期間は、2023年6月30日まで。
大阪府堺市出身の日髙選手は、兵庫県の相生学院高校を経て、今年3月にヴィッセルへ加入した高卒ルーキー。ボランチなど主に中盤でプレーし、4月から5月にかけてタイで行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージにおいて、公式戦デビューを果たすなど3試合に出場した。なお、ここまでJ1リーグ戦での出場はなかった。
日髙選手はクラブを通じてコメントを発表。「このたび、アトレティコ・パソに期限付き移籍することに決めました。加入間もないタイミングでチームを離れることになりますが、約1年間という期間、スペインでしっかりと結果を残し、人としてもサッカー選手としても大きくなれるように頑張ってきます。このような機会を与えてくれたヴィッセル神戸には感謝しかありません。帰ってきた際には、ファン、サポーターのみなさんに大きく成長した姿を見せられるように、そしてヴィッセル神戸のエンブレムを背負い、勝利に貢献できるように精一杯努力してきます」と述べている。