「ドラマのワンシーンでも恋人同士が海辺ではしゃぐシーンなんかがありますが、水がかかったときの相手の表情って、なんとも愛おしく見えるじゃないですか。そんな愛くるしい表情が見たくて、やってしまうんです」とのこと……。
確かに、少し強面(こわもて)に見える人でも、水をかけられると、えらいかわいらしい顔になっていて、「こんな一面があるんや」と思ったことがあります。
人々が水をかけ合ってしまう理由はわかりましたが、この行為は日本独自の文化なのか? 素朴な疑問が浮かんだ私は、世界中に住んでいる人々に電話やメールを使ってインタビューしてみました。
アメリカ西海岸「やっています」
ブラジル・バーハ海岸「私もやっていましたよ」
さらに、オーストラリアにあるサーファーズ・パラダイスのビーチでも、ベトナム・ニャチャンでも、さらにはイタリア・地中海からも「水をかけ合ってはしゃいでいます!」という回答が。特徴としては、比較的若い世代の人たちが楽しんでいる様子でした。
まあ、全世界のすべての地域の人々に話を聞いたわけではないのですが、この水をかけ合ってはしゃぐ行為はグローバルスタンダードで、夏には世界的に「ワァーッ!」「キャーッ!」「ビャーッ!」「ヒャホー!」なんて、行われているのかもしれません。
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)