【兵庫・明石】家族で&誰もが楽しめる夏休みの「体験型ツアー」 歴史・文化を学びつつ海の幸と銘酒を満喫 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

【兵庫・明石】家族で&誰もが楽しめる夏休みの「体験型ツアー」 歴史・文化を学びつつ海の幸と銘酒を満喫

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 夏休みの思い出に、大人から子どもまで誰もが楽しめる経験を。一般社団法人明石観光協会で、今、明石ならではの「食」と「伝統文化」を体験できるツアーを開催中だ。「兵庫デスティネーションキャンペーン」プレキャンペーンの一環。

 兵庫県内の自治体と観光事業者、JR西日本が一体となって行う大型観光キャンペーン「兵庫デスティネーションキャンペーン」。来年夏(2023年7月1日~9月30日)の本開催に先駆け、今年7月1日からプレキャンペーンがスタートしている。テーマは「兵庫テロワール旅 ―私の感動、その先へ。―」。各自治体・地域が、その土地ならではの特色を活かしたイベントやツアーを企画・実施しているなか、明石市では自慢の海の幸と銘酒を味わう2つの体験型ツアーが行われている。

 一つ目は『明石の魚の美味しさの秘密を覗く・明石昼網鮨ツアー』。JR明石駅からスタートし、徒歩で明石浦漁業協同組合を目指す。

「明石浦漁業協同組合」では、全国的にもめずらしい巨大な生け簀(いけす)施設や、昼頃から行われるセリ市(昼網の競り)を見学。職員の解説を聞きながら、活気あふれるセリ市に仲買人と同じ目線で立ち会えるほか、明石浦漁協独自の魚の処理方法、通称「明石浦〆」を間近で見られるなど、貴重な体験が目白押しだ。

明石浦漁協セリ市

 その後は、すし店「明石浦正」にて昼食。市内で唯一、明石浦漁協の買参権を持つ店とあって、セリ市で直接仕入れた新鮮な明石の魚を存分に味わえるという。最後は明石の台所・魚の棚商店街に到着、まさに明石の食を満喫するツアーとなっている。

明石浦正の鮨

 もう一つは、『寺水がもたらす西灘・明石の酒造りをゆったり愉しむユニバーサルツアー』だ。

 明石は古くから、神戸の“灘”に対して“西灘”と呼ばれ、長い歴史を持つ酒蔵が集まる酒どころ。どちらも100年以上の伝統を誇る酒蔵・「明石酒類醸造」と「茨木酒造」を巡る、解説・試飲付きのバスツアーとなっている。

 明石酒類醸造ではオープンしたばかりの“海峡蒸溜所”を見学できるほか、茨木酒造の県登録有形文化財に指定された趣ある酒蔵も必見だ。見学後の試飲では甘酒も用意されているため、酒が飲めない人や子どもも安心。

明石酒類醸造
明石酒類醸造
茨木酒造

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