無計画で旅行をした際、目的地が予約の必要なお店であったり、営業時間外であったりして、結局行きたいところに行けなかったことがあった、というリスナー。メッセージには、「私も友達も優柔不断すぎて、その場で行き先などをすぐに決められないので、事前に決めておきたい派です」ともつづられており、失敗談を踏まえたうえでの”計画派”であることがわかった。
しかし、リスナーからは「計画を立てすぎると、旅行を楽しむというよりも計画を守ることに重きをおいてしまい、旅行自体を楽しめなくなってしまう」という意見も寄せられた。計画を立てることで得られるメリットも多いが、心から楽しむためには、ある程度の“ゆとり”も必要そうだ。
一方、「きっちりと計画を立てて行動するのは修学旅行だけで十分」というメールも。帰る時間だけを決め、特に行き先や目的を決めずにフラフラする方が観光地の新しい魅力を発見できるのでは、というのが理由だそうだ。
「私は大阪に2泊3日で旅行に行ったとき、ホテルにこもって何時間もゲームをしました。あえて外に出ず、ホテルでダラダラするのもアリだと思います!」というメールを読みあげた青空は、大きくうなずき共感していた。
リスナーの意見を集計すると、旅行の計画をしっかり立てる派は61.5%、立てない派は38.5%となり、立てる派の方が多い結果となった。
(取材・文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip水曜日』2022年8月10日放送回より