バレーボールの国際大会「2022AVCカップ」(8月21日~29日、フィリピン・マニラ)に出場する女子日本代表に、ヴィクトリーナ姫路からリベロの花井萌里選手とミドルブロッカーの佐々木千紘選手が選出された。そのうちの1人、佐々木選手がラジオ番組『いいな117ヴィクトリーナ』(ラジオ関西)8月15日放送回に電話出演し、日本代表やヴィクトリーナでの意気込み、ヴィクトリーナの合宿中の秘話などを語った。
眞鍋政義監督が率いる2022年度のバレーボール女子日本代表「火の鳥NIPPON」の登録メンバーに、花井選手、宮部藍梨選手とともに名を連ねている佐々木選手。AVCカップのメンバー入りについては花井選手と同じく、ヴィクトリーナの鹿児島・薩摩川内合宿中に、チームの安保澄監督から伝えられた。
練習前、普通にストレッチをして準備しているときに、そろーっと隣に座られて、さりげなく(代表入りの)話をされたという佐々木選手。そのときは、まさか自分が選ばれるとは思っていなかったと驚きつつ、(日本代表として)挑戦できることのうれしさがあったと語る。
秋田県立角館高校、東京女子体育大学を経て、2019年から花井選手らとともにヴィクトリーナの一員となった佐々木選手。いまやチームでは要の1人となっているが、今年初めて日本代表入りしただけでなく、バレーボールでの海外遠征も、個人として海外に行くのも、今回が初めて。そんな初々しい佐々木選手はAVCカップに向けて、持ち味であるパワフルなプレーとたくさんの笑顔を見せて、笑顔でチームに貢献できるよう精一杯頑張っていきたいと抱負を述べた。
一方、番組のなかでは、7月に行われたヴィクトリーナの薩摩川内合宿に関する話題も。合宿の宿舎での食事で、地元の特産である黒豚やさつま揚げがすごくおいしく、たくさん食べすぎてしまったと、はにかみながら答えた佐々木選手。合宿中はアウトサイドヒッターの田中咲希選手と同部屋だったそうで、そのときの秘話も披露。ようかん好きで、冷蔵庫にいっぱいになるほど持参していた田中選手と、二人でようかんを食べてから練習に臨んだことが楽しかったと明かしていた。
秋田出身で、番組のなかでも「あきた美人」と評されていた佐々木選手。試合前は緊張しないよう、深呼吸だったり、手足をブラブラさせて力を抜くというルーティンを行って、身体をリラックスさせてからコートに入るという。試合でははつらつとしたプレーで緊張を感じさせないが、その秘訣はスマイル。思いっきり喜んで気持ちを上げていくことで、流れも引き寄せたいという意図がこめられている。その様子をスタジアムMCとして間近で見ている番組パーソナリティーの佐藤りなからは、「リーグ戦の試合中に佐々木選手が(得点を)決めた時の、思いっきりの笑顔とガッツポーズが大好き! 今後も笑顔でコートを駆け回る姿を見させてください!」とエールを送られていた。
日本代表やヴィクトリーナでのますますの活躍が楽しみな佐々木選手。番組の最後には、少しでも進化したところや良いパフォーマンスを見せられるよう頑張っていきたいと、新シーズンへの決意を語っていた。
なお、AVCカップのメンバーが国際試合に挑む間、バレーボール女子日本代表は8月20日と21日にヴィクトリーナ・ウインク体育館(兵庫県姫路市)で、「2022女子バレーボール世界選手権壮行試合 日本代表紅白戦 ミズノマッチ」を開催。この試合のメンバーに、ヴィクトリーナからは宮部選手が選ばれている。
また、今シーズンのV1リーグ女子は10月29日に開幕。ヴィクトリーナは開幕戦で岡山シーガルズとジップアリーナ岡山で対戦することが決まっている。
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