さらに、春名アナには“季節を感じさせない写真を選ぶ”という、ゆずれないこだわりがあるのだそう。「真冬に半袖」「真夏にコート」など、季節感のズレている写真はありえないといい、もしも季節を感じる写真を設定するのであれば、リアルタイムの季節に即した写真にしたいのだ、と熱弁した。あまりこだわりのない人からすれば、そこまで細かく見られているということに驚くのではないだろうか。
ちなみに、番組に寄せられたメールで多かったのは、ペットなどの動物や、自身の似顔絵・アバターをアイコンにしているというコメントだった。どちらも自分の写真は恥ずかしいけれど、似顔絵や、わが子のようにかわいがっているペットを設定することで、自分らしさもアピールしているという。
同じ心理で、「自分の写真は恥ずかしいので、ある意味『自分の分身』である子どもの写真を設定している」という人も。このような理由から、子どもの写真をアイコンにしている人は多いが、見ている人のなかには「子どもを自慢したいの?」と、マウントを取られているように感じる人もいるようだ。
対して、「ただ単にかわいいから(設定しているだけ)で、アピールではない。その考え方は屈折しすぎ」という意見も。また、ママ友同士では「○○ちゃんママ」など、子どもの名前で呼び合うことも多く、親の名前をよく知らないこともあるため、ママ友コミュニティでお互いを識別するには、子どもの写真を設定するのが1番分かりやすいという理由もあるそうだ。
いずれにせよ、思っていた以上に周りの人から見られているアイコン。「ウェディングドレスの写真=幸せアピール」「フェスでの写真=リア充アピール」など、アイコンを見て「こいつアピールしてるなあ」と思われたり、勝手に心理を読まれることもあるのだ。「ほっといてくれ」と思う人も多いだろうが、この機会に一度、自身のアイコンを見直してみてはどうだろうか。
※ラジオ関西『Clip月曜日』2022年8月22日放送回より