2023年度中の完成を目指し改装を進めている神戸阪急（神戸市中央区）のリニューアル第1弾が完成し、8月31日に新たなフロアがオープンした。
リニューアルしたのは、本館2階から4階の化粧品などを扱う「KOBE HANKYU BEAUTY」と、新館1階から3階の「HANKYU Mode Kobe」。このうち、「HANKYU Mode Kobe」には、神戸初登場となるブランドもあり、ファッションだけでなく神戸に暮らす人々のライフスタイルに合わせたインテリアやコスメ、飲食を提案する。担当者は、「コンセプトは『ONE＝ひとつ』で、神戸にあるいいものを集め、1階から3階までをひとつのセレクトショップとして捉えてもらえたら」としている。
神戸初出店となるイギリス生まれのファニシングショップ「ザ・コンランショップ」。世界各地から集められた家具や照明、インテリアアイテムが揃い、神戸限定の商品も並ぶ。
神戸阪急の杉崎聡店長は、「内装には六甲山の間伐材を使ったり、モードの中にもエレガントさを出すなど神戸らしさを意識した。日常のちょっとした工夫と手間で暮らしが充実したものになる。年齢・性別関係なく、幅広い人達に楽しさを提案したい」と話した。
神戸阪急は、さらにリニューアルを進め、2023年度中の完成を目指す。
