――「ホテルキー」を企画したきっかけは?
【冨田さん】 あるアーティストのライブグッズで出された「ホテルキー風キーホルダー」がきっかけでした。キーホルダーのクリアな感じと、昭和のホテルを思わせるあやしさに魅力を感じ、当社でも企画を行いました。昭和を過ごしたお客さまからは「懐かしい」という声がありましたが、リアルタイムで昭和に触れていない女性からも「エモかわいい(『なんとも言えない素敵な気持ち』と『かわいい』が合わさった言葉)」と、すごく人気です。そこから派生する形で、「レトロライター」や「レトロ灰皿」を展開しました。
――どのような方から人気でしょうか。
【冨田さん】 昭和を過ごされた方のほかに、10〜20代の女性にも人気です。昭和・平成・令和、どの層にもマッチしている体感はありますね。
――ホテルキーの魅力は?
【冨田さん】 一つひとつのロゴデザインには、かわいらしさが詰まっています。かわいらしさを持ちながらも、ガチャガチャというアナログなマシーンで、ネットで探してもどこにあるかもわからないあやしい感じも、ホテルキーのあやしさとマッチしているなと思いますね。かわいくてあやしい雰囲気が魅力だなと思います。
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世代を問わず、幅広い層からの注目を集めている「昭和ホテルキー」。その人気ぶりは凄まじく、発売されるとすぐに売り切れてしまうほど。11月には第3弾も発売される予定。全国で展開されているそうなので、見かけたら要チェックです!
(取材・文=弘松メイ)