【神戸市】高校生の通学定期代補助で学びをサポート 今年9月から補助制度がスタート

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 神戸市は9月から、市内在住の高校生を対象に、通学定期券の負担軽減に向けた制度「高校生等通学定期券補助制度」をスタートする。これは高校生の通学定期券額が一定額を超える場合に、その一部を神戸市が補助するというもの。

神戸市 高校生等通学定期券補助制度 (神戸市提供)
神戸市 高校生等通学定期券補助制度(神戸市提供)

 平成27(2015)年度の兵庫県内公立高校の学区再編で、学区が16学区から5学区に再編され、市内外への遠距離通学が可能となった。どの高校に通うかという選択肢が広がった一方で、遠方の高校に通う高校生は定期代が高額となり、なかには年間で数十万円にのぼる生徒もいるという。そのため、高校生の通学定期代が負担となっている家庭も少なくない。

 神戸市ではこのたび、市が通学定期代の補助に取り組むことで、⼦育て世帯の負担を軽減を図る。また、神戸市内に住みながら市外や県外の学校に通う場合も制度の対象とすることで、⼦どもの進路選択の幅を広げる狙いがある。所得制限はなく、対象交通機関、高校の立地条件も設けない補助制度は、政令市では初めてだという。

 同制度の令和4(2022)年度分は9月1日からスタートし、令和5(2023)年3月31日までの7か月分の通学定期代が補助対象となる。補助対象期間中に、神戸市に住民登録をしている高校生で、高等学校(全日制・定時制・通信制)、高等専門学校(第1学年から第3学年)、中等教育学校(後期課程)、専修学校(高等課程)、外国人学校が対象。

 電車やバスなど、市外も含めすべての公共交通機関の通学定期券(特急用定期券、新幹線用定期券、通勤定期券は対象外となる)で、補助対象経費のうち、8万4000円(1万2000円×補助対象期間の月数)を超える部分の 2分の1が補助対象となる。

「高校生等通学定期券補助制度」は、2023(令和5)年1月4日(水)から4月14日(金)までの期間に、保護者から、神戸市スマート申請システム「e-KOBE」を通じて申請できる。申請には定期券の画像の添付が必要となる。

 神戸市こども家庭局こども青少年課の今井理絵さんは「市では通学定期代の負担軽減で、高校生の学びをサポートしていきたい。ぜひ制度を知って利用してほしい」と呼びかけていた。

神戸市こども家庭局こども青少年課 安岡美穂さん 今井理絵さん パーソナリティ クマガイタツロウ
写真左から、神戸市こども家庭局こども青少年課の安岡美穂さんと今井理絵さん、『サンデー神戸』パーソナリティーのクマガイタツロウ(写真:ラジオ関西『サンデー神戸』)

※ラジオ関西『サンデー神戸』2022年8月28日放送回より


◇神戸市「高校生等通学定期券補助制度」について
【高校生等通学定期券補助制度】

【『サンデー神戸』番組HP】

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