女優の武田梨奈がパーソナリティーを務めるラジオ番組『武田梨奈のこだわりな時間』(ラジオ関西)9月3日放送回に、モデルのギャビーがゲスト出演。ファッション誌「JJ」の専属モデルとして活躍中のギャビーが、普段の生活の様子などを武田の前で明かした。
トークの冒頭で「本当にフレンドリーで、ハッピーなオーラが漂っています」と武田が話すように、明るいキャラクターが特長の、ギャビー。そのポジティブマインドについては、「根っからというのもあるかもしれないですが、一番は(ポジティブを)心がけているかもしれない。本当にネガティブなことが嫌いだから、避けるようにしていたら、いいことがいっぱい起きたかなと思います」と、前向きな姿勢から来ていると語る。
そんなギャビーがモデルを志したのは、小学校のときから。当時、ファッション雑誌をずっと見ていたことがきっかけになったという。「それがすごいキラキラして見えて、この(モデルの)世界にすごい憧れたんです。それがモチベーションになって、『将来モデルさんになる!』と。そこに夢があったというのが、(モデルになれた要因として)一番強かったかもしれません」。その思いを持ち続け、16~17歳ごろに上京した際、渋谷でスカウトされ、夢だった世界へ足を踏み入れたという。
ファッションモデルは体型維持など、苦労が多いもの。それでも、「モデルは、天職かもしれないです」と、明るく話すギャビー。普段の生活について、次のように武田とトークを交わす。
【武田】 モデルさんの生活というのは、人によってそれぞれ違うのでしょうか?
【ギャビー】 根本的にはたぶん、みんな一緒だと思いますが、私も長くやってきたから、基礎はもう当たり前になっていて、ルーティーンはできています。ごはんが一日一食だったり、お水を2リットルぐらい無理やりでも飲んだり、毎日半身浴をしたり……。逆に、30歳になったときの自分が、どこまでポテンシャルを持っていけるかみたいなことが、いま、すごく気になるというか。(最近)黒髪にしたのも、それまではブリーチをしまくっていたんですが、『30になって傘みたいにパサパサな髪になるのはいやだ』と思って。大人になったときの素肌の感じというのも含めて、根本から美しくというのも、ちょっと求め出しました。事務所の先輩方がみんな(モデルとして)すごくて、本当に全然追いつかないのですが、先輩方を見て勉強させてもらっています。
【武田】 一日一食というのは、朝昼晩のどこで食べられているんですか?
【ギャビー】 夜です。朝や昼はお水やスープを流し込むくらいで、スープはお寺で出るようなもので、なにかがっつり(具が)入っているものではないです。私は(必要以上に)食べたらちょっと一日のテンションが変わっちゃう。エネルギーを出すには、なるべく極限まで食べない方がよかったりするので。たとえば撮影前に食べちゃうと、目の瞳孔が開いて写真写りが悪くなったり、ちょっとむくんじゃったりすることが(身体に)出るので。でも、これは全然真似しない方がいいです! ごはんは楽しいものだから。
【武田】 ギャビーさん、すごいですね。私は先日、朝ごはんを食べずにラジオの収録に来た際、おなかがぐうぐう鳴ってしまって……(苦笑)。スタッフの皆さんがお菓子をいっぱいくださって乗り切ることができたのですが。私はそういった食のルーティーンは作ってないですね。
【ギャビー】 女優さんのルーティーンとは何ですか。
【武田】 私はないですね。役によっては太ったり痩せたりしますが、普段はめちゃくちゃ食べるんです。朝昼晩はしっかり食べて、その隙間にも食べることがあります。ただ、その分アクションや身体を動かしています。
【ギャビー】 ちなみに、普段は役が憑依するような感じですか。自分と、その役の時間を、一日で分けたりするのですか。
【武田】 私は役をやるときは、役に合わせてずっとその生活をするという感じです。
【ギャビー】 例えば、根暗な子(という役)だったら、それこそ一食にしたり、追い込んだり止んだりとか……。
【武田】 少し顔をこけさせたいなと思ったら、食事をひかえたりすることもあります。でも、普段からしっかり食べるので、一日二食だけでも結構変わります。
【ギャビー】 全く想像できない! 私は基本的に何年間も、ずっと同じ体重なんです。だから追い込むときも、2日間ぐらいジムに行くぐらいで……。
【武田】 ちなみに体重に増減がないのは、キープされているんですか? それともルーティーンで自然とキープできているんでしょうか?
【ギャビー】 自然と、です。例えば、ラーメンを食べるとしたら、「これでどれぐらいになっちゃう」、「肌荒れがどれぐらいしちゃう」とか、もう今までの経験でわかるので、なるべく前の日に調整することを心掛けています。前の日に食べていないとき、ラーメンをバッと食べちゃうと、ニキビがバッと出てしまうので、何かをちょっと食べて、その後に行くとかなら、体重はあまり変わりはなく、表にも出ないかなとか。そういった調整をうまくするようにしている感じです。
【武田】 そういったことを楽しんでいるところが、すごく素敵だなと思います。
【ギャビー】 もう、女の子でよかったなと思っていて。「(美が)好き」「きれいになりたい」って、みんな思っているから。そこだけです。「きれいになれ!」と思ってやっています。
【武田】 ギャリーさんにとっての「美」とは、何でしょうか?
【ギャビー】 生活というぐらいの、隣り合わせにあるものかな。時間と美容は、それこそ友だちや家族といる愛情ぐらい、無理してどうこうというより、それ(美の追求)をしている自分が好き、みたいな。かっこつけようとしてしまいました……(笑)。でも、それぐらい、近いところにあるワードかな。
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番組のエンディングでは、武田がギャビーとのトークを振り返り、「いま未だに初対面の方とお話しするときは緊張するのですが、ギャビーさんは緊張する空間を作らせない強いパ ワーをお持ちの方で、私も気さくにお話することができました」と述べ、限られた時間のなかでも大いに楽しめた様子。「すごく明るくて楽しくて、ずっと変わらないギャビーさんでいてほしいなと思いました。ギャビーさん、楽しい時間をありがとうございました!」とラジオでの共演を感謝していた。
『武田梨奈のこだわりな時間』
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