二人は不思議なトンネルを調査し欲しいものを手に入れるために協力関係を結びます。
カオルは、幼い頃の出来事で心に葛藤を抱え、取り戻したいものがありました。一方のあんずは将来の夢をめぐり、手に入れたいものがありました。
探索するうちに、ウラシマトンネルの中にいて3秒経つと、現実の世界では2時間経過するということが分かります……。
「デジモンアドベンチャー LASTEVOLUTION 絆」で知られる田口智久が監督を務めました。
原作は、小学館ライトノベル大賞のガガガ賞と審査員特別賞をW受賞した八目迷の小説です。
声の出演はカオルが鈴鹿央士で、あんずが飯豊まりえです。
声優初挑戦となる鈴鹿は、「普段、映像の世界にいる自分にとって未知の領域を体験し、アニメーションの奥深さやキャラクターを創りあげていく過程に心弾みました」と話しています。
アフレコは2日間かかったとのこと。鈴鹿は静かで控えめなキャラクターを器用に演じていて、「小さい頃から触れてきた日本を代表する文化の1つに声というピースで参加することができてとても幸せな気持ちと緊張感に包まれました」と明かしています。
また飯豊は今作の映像描写に注目し、「なによりも彼らを取り巻く風景がとても美しいので、ぜひ映画館でウラシマトンネルがある世界に迷い込んだような錯覚になっていただきたいです」と見どころを語っています。