吉本興業のお笑いコンビ「紅しょうが」(稲田美紀・熊元プロレス)が火曜パーソナリティを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後2時30分~)で、リスナーから「恋のジンクス」を募集。懐かしいおまじないからローカルなネタまで、さまざまなジンクスが紹介された。
はじめに紹介されたのは、「高校生のころ、『山崎(月亭)邦正さんの画像を携帯電話の待ち受け画面にすると好きな人と付き合える』というジンクスがあった」という女性からのメッセージ。部活動の仲間8人でそろって待ち受けにしたところ、当時好きな人がいた女性全員の恋が成就したという。
ちなみに熊元は、数年前に“歩くパワースポット”ともいわれているミュージシャンのSHOCK EYE(湘南乃風)の画像を待ち受けに設定していたことがあるという。「有名人の待ち受け画像で運気を呼び寄せる」というジンクスは、今も昔も形を変えて受け継がれているようだ。
続いて、20代の女性から「昔シャンプーを使うときに、『“好きな人の名前の文字数分”だけプッシュすると恋が成就する』というジンクスを信じ、フルネーム分の9回も押して使っていたところ、母親に注意された」というメッセージが寄せられた。
女性は、このジンクスを少女漫画雑誌で知ったというが、熊元は「これはシャンプー業界の陰謀だったのでは?」と疑いの目を向け、稲田は「それを言われると冷めるなあ」と苦笑した。
また、男性リスナーからは「京阪電車には一人掛け専用の“王様の椅子”と呼ばれる席があり、その席に座ると1つだけ願い事が叶うらしい」というメッセージも寄せられた。このリスナーによると、“王様の椅子”は全部で700以上もある車両のなかで4つしかないレアな座席なのだそう。
そのほかにも、番組では「シャープペンシルで好きな人の名前の文字数分ノックして芯を出し、ハートマークを塗りつぶすと恋が叶う」や「好きな人の靴を履いて3歩以上歩くと恋が叶う」など、懐かしいジンクスの数々も紹介された。
さらに、「神戸のビーナスブリッジで南京錠をかけると永遠の愛が叶う」「姫路城にカップルで行くと別れる」「大阪梅田にあるHEPの観覧車に男女で乗ると付き合えるが、カップルなら頂上でキスをしないと別れる」といったローカルなご当地ジンクスも飛び出した。
稲田は、「こういう、どこかに行くと別れる系はたまたまそうなっただけちゃうん? 場所やイベントは悪くないやろ!」と否定しつつも、根拠不明のジンクスに大いに盛り上がった。
リスナーからは、「ジンクスで恋が叶うか叶わないかはどうでもよくて、みんなでキャーキャー言いながら実践しているときが1番楽しい」というメッセージも。この意見には、紅しょうがの2人も「そうなのよ!」と納得していた。
※ラジオ関西『Clip火曜日』2022年8月30日放送回より