さらにフェリシモでは『走る百貨展』と同時に特設サイト(https://www.felissimo.co.jp/happy_train/)もオープンする。このサイトには、車内広告で展開できなかった商品も登場。
担当者は「開発秘話や企画担当者のこだわりを垣間見ることができ、阪急電車に乗りながらチェックして、その世界観を深めてほしい」と話す。
フェリシモでは、福利厚生に類する活動ではなく部活動を推進する社内制度「フェリシモ部活」を奨励している。社員が担当業務以外に、自分の「好き」を起点に同じ好きを持つ人と共感を広げ、好きをテーマに人や社会のしあわせを作り出そうという取り組み。「フェリシモ猫部」や「おてらぶ」「ミュージアム部」「魔法部」などがある。こうした社風も『走る百貨展』のベースにある。
「フェリシモの世界観を活用して、皆さんの気持ちがちょっと上向きになるようなアプローチができないか」。構想が浮上したのは約1年前。
特色は、企業としての売り文句や商品の価格などは載せず、「広告色」が出ないようにしたこと。SNSでこれまでに「かわいい!」や「面白い!」と反響が大きかった商品を中心に、眺めるだけで楽しめる空間を演出した。
◆フェリシモ『走る百貨展』運行概要
■運行期間(予定) 9月16日(金)~9月30日(金)
■運航路線 阪急電鉄・神戸線、宝塚線、京都線の各線に1編成ずつ(合計3編成)
※編成や運行情報について、阪急電鉄や駅係員へのお問い合わせはご遠慮ください。
※運行期間は予告なく変更・中止となる場合や、運行期間中であっても運休となる場合があります。
※最終日は撤去作業を行うため、運行しない場合があります。