林歳彦氏(会社経営者・環境活動家)と、フリーアナウンサーの田中大貴(元フジテレビアナウンサー)がパーソナリティーを務めるラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2022年9月12日放送回のゲストに、3人制バスケットボール「3x3」のプロ選手、プロ麻雀士、会社員として活動する角田大志さんが出演。3足のわらじで活躍する角田さんのこれまでの道のりや、今後の展望について話を聞いた。
189cm、96kgという恵まれた体格を持ち、3人制バスケットボール「3×3」のプロチーム「八戸ダイム」の選手として活躍。それだけでなく、日本プロ麻雀連盟所属のプロ雀士であり、さらに、株式会社フォーティフォー(forty-four)の社員として家電の営業、販売などに勤しむ、角田さん。そのライフスタイルは「1週間フル稼働」だという。
「月曜から金曜の夕方までは会社員をやって、退勤後はバスケの練習をして、土日は麻雀をしています。麻雀やバスケの試合は土日にあることが多いので、試合に出場したりしていると……オフがないですね(笑)。今年の8月からは社内にキッチンスタジオを作って、ウーバーイーツ事業も始めました。自社製品の炊飯器で炊いたごはんでつくるおにぎり専門店(「糖質カットご飯専門店LOCAfe by LOCABO」)の店長みたいな感じでやらせていただいています」(角田さん)
日々パワフルに活動している角田さんだが、プロバスケ選手とプロ雀士、そして会社員という3つの肩書きを持つようになったきっかけは、二十歳ごろに訪れた進路の選択にあったという。
「もともと、実家が開業医なので僕も医者を目指して浪人していたんですが、2浪したときに『もう1回、浪人するか、新しい道を探すか』と改めて自分の道を見つめ直してみました。このまま浪人することを選べばずっと医者(を目指すこと)に縛られてしまうかもと思って……それで、一度、外の世界を見てみることを選んだんです」(角田さん)
当時の心境について「もう自分の意志や気持ちに正直になって、『好きなことを全部やろう!』と思いました」と回顧。そこが分岐点となり、バスケや麻雀に本格的に取り組み始めたという角田さん。3人制バスケを始めてから「週5~6くらいで筋トレして、プロテインをガンガン飲んで」体重を20キロほど増やし、アスリートの身体に変貌。好きを追求した結果、一点集中型の性格も功を奏し、プロ選手にまで上り詰めた。
そして、今年の4月に株式会社フォーティフォーへ入社した角田さん。職場の雰囲気については「『利益を追求しつつも社員ファーストで、やりたいことをやろう』という社長の考え方が大好きですね。部署がないので、社員みんながやりたいことに自由に挑戦して、各自担当を受け持って活躍できています」と、サラリーマンとしても会社で有意義な時間を過ごせているようだ。
最後に、角田さんは「会社員としては、今後も(会社の)利益になるよう、自分がやれることを全部やる。バスケ選手としては、目標を大きく持つのであればパリオリンピックを目指す。プロ雀士としては、Mリーグ(競技麻雀のナショナルプロリーグ)があるので、そこを目指したいです。自分の好きなことを、自分に嘘をつかずにやっていきたいです」と、熱意あふれるコメントを残していた。