ほかにも「トイレをキレイにする」「イチローと同じく毎朝カレーを食べる」「持ち物にラメ入りのキラキラをつける」など、思い思いのゲン担ぎが寄せられた。
一方、「いくらゲン担ぎをしても自分の実力は変わらないので、そこに時間を費やすよりもひとつでも多くの問題を解いたり、練習をする方がいい」という現実主義なリスナーも。“しない”派にもさまざまな理由があり、なかには、あるトラウマからゲン担ぎをしないという人もいるようで……。
高校時代にラグビー部に所属していたというリスナー。当時、『トーナメント戦で試合に勝ち続けている間は試合ではくソックスを洗わない』というゲン担ぎを実践している先輩がいたのだそう。県大会で勝ち進むなか、その先輩はゲン担ぎ通り10日ほどソックスを洗わなかったそうで、その異臭が試合直前の昼食時にチームメイトを襲ったといいます。
メッセージには「(その異臭のせいで)チームメイトの何人かが食欲をなくし、結果的にその試合に負けてしまいました。僕は今でも、昼ご飯をしっかりと食べられずにエネルギーがなくなったのが敗因だと思っており、ゲン担ぎは人に迷惑をかけることもあるのでしない方がいいと思ってしておりません」と、悲しい思い出が記されていた。
このメッセージを読み、オカダ選手が「ちゃんと洗って、同じものをはくとかならわかりますけど」と言うと、伊織も「ラグビーは1番くさいスポーツやから」と、このゲン担ぎには否定的だった。
全体の意見を集計すると、ゲン担ぎをする派は53.3%、しない派は46.7%と、二分する結果となった。
(取材・文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip水曜日』2022年9月14日放送回より
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