【Kaz*さん】 3歳〜5歳のお子さんがいらっしゃる方が多いですね。ギフトとして購入される方も多くいらっしゃいます。首からさげて、お出かけなどに持って行ったり、お散歩に行った先の公園などでも遊んでくださっているようです。
また、『kiko+』の商品は日本だけでなく、海外でも販売しています。特にwakkaは、アメリカやヨーロッパでは、作っても作っても追いつかないほどの人気があります。日本のレトロなおもちゃを楽しめることも理由にあると思いますが、木のおもちゃなのに外でも遊べる、というのも画期的だったのかなと思います。
――どのような思いが込められていますか?
【Kaz*さん】 スマホ世代の子どもたちも使えるように、手軽さを大切にして作りました。ただ、手軽でありながらも木の温もりを存分に感じてもらいたいです。wakkaはボタンまで木で作られているので、触ったときの感触や押し具合なども楽しんでいただければと思います。
また、水の中にはラメが入っているため、キラキラとした見た目も楽しんでいただけるかと思います。当時、ウォーターゲームで遊んでいた親御さんとそのお子さんが一緒に楽しんでいただければいいなと思います。
――かつて流行したおもちゃが新たな形で引き継がれると、親子でも楽しめそうですね。
【Kaz*さん】 そうですね。親子のコミュニケーションにもつながりますし、どのような世代の方でも、昭和時代に遊んだものを振り返られるいい機会かなと思います。
これからも、世界中の子どもたちに遊んでもらえて、さらに世代を超えて引き継いでいくことのできるおもちゃを作っていきたいなと思っています。
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Kukkiaでは現在、ノスタルジーさを感じる新たな木のおもちゃの開発もおこなっているそう。オシャレな見た目でありながら、木の温かみも感じられる「wakka」。かつて流行したおもちゃを再び楽しんでみてはいかがでしょうか。
(取材・文=弘松メイ)