神戸港に500発のサプライズ花火「子供たちに明るい未来を思い描いてほしい」神戸の幼稚園が企画 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

神戸港に500発のサプライズ花火「子供たちに明るい未来を思い描いてほしい」神戸の幼稚園が企画

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  兵庫県神戸市のメリケンパークで3日夜、500発のサプライズ花火が打ち上げられた。

メリケンパークで打ち上げられたサプライズ花火(3日撮影)

 花火は、メリケンパークで実施された子どもたち向けのイベント『Children's future is joyful and beautiful !!!』内の催しとして打ち上げられた。同イベントとサプライズを企画したのは、神戸市内で複数の幼稚園を運営する「学校法人茅渟の浦学園」。その意図について理事長の畑尾佳伸さんは、「新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、幼稚園のさまざまな行事の中止や縮小が相次ぐなか、子どもたちがワクワクできる場を作りたかった。また、子どもやその保護者に『未来は、明るく美しい』と感じてもらいたかった」と明かす。

 イベントでは、「ちぬのうら幼稚園」や「うずがもり幼稚園」の園児たちが練習したダンスを披露。また、神戸市中央区のマスコットキャラクター「かもめん」や兵庫県のマスコット「はばタン」との交流や消防艇「たかとり」に乗って駆けつけた神戸市消防局の隊員が子どもたちからの質問に答える場面も見られた。

 終盤では、シャボン玉ホイホイことシャボン玉職人の鯰江作弘(なまずえさくひろ)さんが登場。3メートルを超える巨大なシャボン玉を作ったり、およそ3000個のシャボン玉を空に飛ばしたりとイベント参加者を楽しませていた。

 シャボン玉や花火を見て興奮する子どもたちを見て畑尾さんは「楽しそうにはしゃぐ姿が見られて、なによりもうれしい」と顔をほころばせる。「行事を満足に行えなくて、今までたくさん我慢させてしまいました。しかし、これからもコロナと付き合いながら乗り越えていくしかありません。今日のこのイベントが、子どもたちにとって明るい未来を思い描けるようなイベントになってくれたらうれしいです」と話していた。

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