弦が無いタッチボタン式の小型電子ギター「Touch Guitar」がクラウドファンディングサイトで注目を集めています。わずか6時間で目標金額の100万円を突破し、現在は561万円を突破!「(子どもの)初めての楽器にピッタリ!」「(お年寄りの)新しい趣味になった」と幅広い年齢層から支持されています。
販売元であるCulture Tradingsは、海外のトレンドをいち早くキャッチし輸入・販売する新鋭企業。担当者に話を聞きました。
■初心者でも10分ほどの練習で曲が弾ける!
「Touch Guitar」はタッチ操作で演奏できる小型電子ギター。左手でコードや単音が書かれたボタンを押さえて、右手で弦の部分をスワイプするだけで演奏ができます。わずか10分ほどの練習で曲を演奏することができてしまうのが魅力です。もちろん、本物のギターのような弦張りやチューニング、指の痛みなどは一切ありません。
小型かつ軽量( 全長56センチ 530グラム )なので、子どもや女性でも扱いやすいです。電池式なので、アウトドアやパーティでも活躍すること間違いナシ。『マリーゴールド(あいみょん)』や『チェリー(スピッツ)』など定番ポップスの譜面も4曲分付属。届いたその日に弾き語りを楽しめます。
■台湾の売れないおもちゃが、日本で大人向けホビーとして開花
販売元であるCulture Tradingsと「Touch Guitar」との出合いは、「ZECZEC」という台湾のクラウドファンディングサイト。元々は子ども向けのおもちゃとして販売されていましたが、良い商品なのにあまり売れておらず……。日本ではコロナ禍で楽器を始める人が増えており、『ギターを挫折した大人』にも受け入れられるではないか?と考えたそう。
その後、日本での独占販売権を得て、国内でもクラウドファンディングを開始。目論見どおり、幅広い層から注目されることに! 特に人気を集めているのは、50~60代の男性。一度はあきらめた「弾き語りをしてみたい!」という夢に再び挑戦するため購入する人が多いのだそう。ほかにも、孫へのプレゼントとしても好評なのだとか。