村重杏奈「恥ずかしくてもドロドロになっても」 “暗黒期”乗り越えたきっかけを川嶋あいに明かす | ラジトピ ラジオ関西トピックス

村重杏奈「恥ずかしくてもドロドロになっても」 “暗黒期”乗り越えたきっかけを川嶋あいに明かす 

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 シンガーソングライターの川嶋あいがパーソナリティを務めるラジオ番組『明日への扉〜いのちのラジオ+〜』(ラジオ関西、毎月第1・2週日曜午後5時〜)。10月2日の放送では、タレントの村重杏奈さんがゲストに登場。辛い時期を乗り越えたきっかけや、今後の活動について赤裸々に話してくれた。

村重杏奈さん

 HKT48として福岡県で10年間活動してきた村重さんと、福岡県出身の川嶋。「福岡での思い出がたくさんあるという共通点がうれしくて」と話す川嶋に対し、「今でも福岡に帰れるお仕事のときはめちゃくちゃテンションが上がります」とコメント。学生時代を福岡県で過ごしてきたこともあり、村重さんにとっても福岡県はとても大切な場所であることが伝わってきた。

 アイドルとして活動してきた10年のなかで、“暗黒期”と呼べるほどに辛い時期は4年もの長きにわたり続いたという村重さん。活躍する同期メンバーたちの影に埋もれてしまい、そのストレスから体型管理も疎かになってしまったと明かした。さらに、「いい意味でも悪い意味でも(ファンの人たちから)なんでも言ってもらえる」という環境もあり、「アイドルなのにステージに立ちたくないという気持ちになってしまった」のだそう。

 さらに、翌日に仕事を控えていながら、泣きながら実家へと逃げ出すことも多くあったそう。しかし、そのたびに両親には「仕事に行かないなら家に入れない」と送り出されていたという。その後、「アイドル8年目くらいでやっとまた前向きになれた」そうで、昨年末のグループ卒業時には多くのファンから卒業を惜しまれる存在となった。

「辛い時期をどのように乗り越えたんですか?」という川嶋の質問に、「19歳になるタイミングで『いつまでも実家に帰って辞めたいと泣きわめいているのは恥ずかしいな』と思った」と明かした村重さん。「恥ずかしくてもドロドロになっても、自分のためじゃなく、ずっと守り続けてくれたHKT48のためにがんばろう」と決意し、これまでのアイドルにはない“おもしろさ”を追求したところ、先輩である指原莉乃さんの目に留まるなど、道がどんどん開けていったという。

 当時を振り返り「“気づく”というのは大事だなと思いました」と話す村重さんに対し、「10代でそんなにどん底の思いから這い上がる経験をするなんてすごいです」と感動しきりの川嶋。「あの(辛い)時間がないと今の自分はないですね」と真っ直ぐに語り、「今はどんなにいいお仕事が決まっても、これは自分の力じゃなくて周りの人の力なんだと思うようにしています」と続け、その言葉からは村重さんの謙虚で誠実な人柄がうかがえた。

 今後の活動や目標について尋ねられると、「『後輩たちの少し身近な先輩として背中を見せたい』と言って卒業したので、今の芸能活動を止めるわけにはいかない。HKT48の後輩に認めてもらうまでは、まだまだがんばり続けたいですね」というコメントを残した。

 現在、悩みを抱えている人に向けて「生きていれば、人生って本当にうまくいかないなと思うことがすごくあるじゃないですか。それでも、日頃の小さな幸せを見つけて毎日を少しずつ過ごしていくのが目標。皆さんにも小さな幸せを見つけて、日々をがんばってほしいなと思います」と、明るくポジティブな村重さんらしいメッセージを贈った。

村重杏奈さん(写真右)、番組パーソナリティ・シンガーソングライターの川嶋あい(同左)

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『明日への扉〜いのちのラジオ+〜』(パーソナリティ:川嶋あい)
【番組公式ブログ】

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明日への扉~いのちのラジオ+~ | ラジオ関西 | 2022/10/02/日 17:00-17:30

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