横浜流星にある“少年”の心 清々しい青春映画『線は、僕を描く』 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

横浜流星にある“少年”の心 清々しい青春映画『線は、僕を描く』

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 霜介は、大学で、自分のアパートで、ひとり黙々と筆を動かし水墨画の練習に取り組みます。白と黒だけで表現する水墨画の魅力に、霜介はいつの間にか引き込まれていました。

 霜介は、水墨画に打ち込むことで忘れられない悲しい過去を乗り越えようとします……。

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 原作は、砥上裕將(とがみ・ひろまさ)の青春小説です。監督は小泉徳宏。監督をはじめとした『ちはやふる』の製作チームが今作を手がけています。

書影
『線は、僕を描く』 (C)砥上裕將/講談社

 キャストは、主人公の霜介が横浜流星。姉弟子の千瑛が清原果耶、師匠の湖山は三浦友和。江口洋介・富田靖子・細田佳央太・河合優実らが脇を固めます。

 画家を演じる役者たちは撮影前から水墨画を猛特訓しました。なかでも横浜の熱心さに小泉監督は「ものすごい気合だった」と驚いたそうです。俳優として忙しく活動しながら、横浜は時間が空くと「練習がしたいです」と連絡していたということです。「もともと水墨画は練習してもらうつもりでこちらもお願いはしていましたが、あれほど自分から積極的にやってくれるとは正直思っていませんでした。本当にストイックな人だと思います」(小泉監督)。

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 監督が横浜と仕事をするのは初めてで、「少年のような健全な精神」に好感を持ったと明かしています。小泉監督は「これだけ人気者なのにも関わらず心が澄んでいるというか、すれたところが全くありませんでした。長年空手をやられていたことも、もしかすると関係しているのかな? 最初から最後までとても素直な好青年でしたね」と称えています。

 若者が夢中になれるものを見つけ、作品を生み出す喜びをまっすぐにつづる清々しい青春映画です。『線は、僕を描く』は、10月21日(金)公開です。(SJ)

新ポスター

◇映画『線は、僕を描く』
※上映日程は、作品の公式サイト・劇場情報でご確認ください。

キャスト:
横浜流星
清原果耶 細田佳央太 河合優実
矢島健一 夙川アトム 井上想良 / 富田靖子
江口洋介 / 三浦友和

主題歌:「くびったけ」yama produced by Vaundy(Sony Music Labels Inc.)

原作:砥上裕將「線は、僕を描く」(講談社文庫)
監督:小泉徳宏
脚本:片岡翔 小泉徳宏 
音楽:横山克

配給:東宝
(C)砥上裕將/講談社 (C)2022映画「線は、僕を描く」製作委員会

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