■水と空気、大阪・関西万博テーマ「いのち輝く未来」に欠かせない
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サントリーHDの鳥井信宏・代表取締役副社長は「”水・空気”という自然の恵みを次世代につなげてこそ、世界中の来場者の『いのちの輝き』に寄りそうことができる。酒類・飲料メーカーとして、ショーと連動する商品展開なども前向きに検討したい」と述べた。
両社は1970年・大阪万博、1990年・国際花と緑の博覧会(花の万博)にも参画している。鳥井副社長は「大阪創業の企業らしく、まさに“必死のパッチ(「必死さ」を強調する関西の言葉)”で、ユニークな発想を生かして世界の皆さんを笑顔にさせたい」と抱負を語った。
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また、ダイキンの竹中直文・専務執行役員は「大阪・難波で、飛行機用ラジエーターチューブを作る町工場からスタートして、再来年(2024年)には創業100周年を迎える。100年間の恩返しの気持ちも込めて、地元・関西で開かれる万博のお役に立ちたい。いのちの源である”水と空気”は、私たちの生活とも親和性が高い人類共通の財産。この貴重な財産を持続可能なものとして未来へ引き継ぐことは、今を生きる私たちの責務。空気が可能にする未来の姿を発信するために、“おもろいこと(面白いこと)”をやります」と話した。
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大阪・関西万博全体の催事企画プロデューサーを務める小橋賢児氏は、これまでにも国内外で水辺のショーを手掛けてきた。そして、「従来、日本の万博は発展した科学技術を全面に打ち出すイメージがあった。しかし今回は異なり、『いのち輝く未来社会のデザイン』というテーマに向けて、いのちの根源である”水・空気”と向き合う企業がチャレンジし、これから組み立てて行くことに意義がある。万博が開催される2025年は、昭和元年(1926年)以来、100年の区切りを迎える。次の100年に向けて“いのち”を紡ぐ重要なタイミングだ」と意気込む。
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博覧会協会では「未来社会ショーケース事業出展」の各事業について引き続き多数の企業・団体と協議中で、新たな協賛企業・団体については、決定しだい順次発表する。