代表的なのは、以上の4種類です。最近では、同じモデルに「金属」「ラバー」「レザー」など、異なるベルト素材がラインナップされていることがあります。このような場合でも、それぞれのメリット/デメリットを理解しておけば、自分にぴったりなものを選ぶことができるでしょう。それでも決められない場合、RYさんは「金属ベルトのモデルを選ぶ」ことをおすすめします。他のベルトを選んだ後に単体で金属ベルトを別途購入するとなると余計に高くつくことが多いそうで、時計のいろいろな表情を楽しみたい場合は金属ベルトからスタートするのがよさそうです。
◆ベルトのキツさは「ピッタリ」「ゆったり」どっちが良い?
あなたの周りには、腕時計が手首を軸にぐるぐる回転してしまうほどベルトをゆるく巻く人や、逆に密着させるようにきつく巻く人はいませんか? RYさんによると「どちらが正解などはなく、趣味趣向によります」とのこと。「例えば、パネライをゆるくつけるのは腕時計のキャラクターに合っていますし、パネライならそれがかっこいい。オメガのスピードマスターだったら、宇宙開発の場で使用するためという開発背景から、現場で着用するようにきちっとつけているのがカッコいい。自分の生活スタイルに合わせるのも良いし、時計が持つ物語や背景に合わせて着用するのも良いかと思います」(RYさん)。
着用する人の個性によっても、違いが出てくるのが腕時計の魅力。ブレスレットは、あなたなりのこだわりを持って選んでみてください。
(ラジオ関西Podcast『やさしい腕時計』 #20『腕時計のベルトはこう選ぶ! 代表的なのは「4種類」』より)