寒くなるこれからの季節、手の乾燥が気になる人も多いことでしょう。各メーカーやブランドが、保湿以外の機能を加えたさまざまなハンドケア製品を展開しています。そのようななか、今年8月に発売されたのが、「温感ジェル『ぬくぬくぷるにゃん』」(発売元:白元アース)。保湿するうえ、ぬるだけでポカポカと温かく感じる効果が期待できるそう。実際に使った人からは、「じんわり温かい」「さらっとしたテクスチャーが使いやすい」など、さまざまな感想が寄せられているそうです。
温かく感じる理由や開発のきっかけについて、白元アースの担当者に聞きました。
■発熱効果はなくとも、指先がポカポカになる仕組みとは
『ぬくぬくぷるにゃん』は、ジェル自体に発熱作用があるわけではありません。触れると温かく感じる“バニリルブチル”という物質が血行促進に作用するため、指先がポカポカと温かく感じられるのです。メントール入りの冷感ジェルを塗るとスーッとした爽快さとともに、肌がひんやりと感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。その温かいバージョンが、この温感ジェルの仕組みなのです。
■スマホ社会に対応した、サラッと軽い使いごこち
白元アースの前身となる会社では、すでに”塗るホッカイロ”として指先がポカポカになるハンドクリームを発売していたそう。しかし「ベタつきが気になる」「スマホの画面に跡がついてしまう」との声が。そこで今回商品を開発するにあたって、こだわったのは“塗り心地”。サラッと伸び、乾きも速いジェルタイプなのでベタつきは抑えつつも、うるおい成分のヒアルロン酸やコラーゲンがしっかりと手指を保湿。外出前や寝る前にサッと塗るのがおすすめとのこと。
■冷え性な人ほどよく手を保湿する!? アンケート結果が商品開発のきっかけに
商品開発のきっかけは、同社が独自にとったアンケート結果。乾燥が気になる季節になると、ハンドクリームやハンドジェルを使うことが増えます。調査によると、冷え性の人ほどハンドクリームやハンドジェルの使用頻度が高いことが判明。そこで、「保湿と保温が同時に叶う商品があったら便利なのではないか」という考えから商品が誕生したとのことです。