えっ、なんで…!? 大迫と古橋がまさかの落選 サッカー日本代表・カタールW杯メンバー発表 神戸でも驚き | ラジトピ ラジオ関西トピックス

えっ、なんで…!? 大迫と古橋がまさかの落選 サッカー日本代表・カタールW杯メンバー発表 神戸でも驚き

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 11月20日に開幕するサッカーの「FIFAワールドカップカタール2022」に臨む日本代表(SAMURAI BLUE)のメンバーが、1日、発表された。J1のヴィッセル神戸でメンバー入りが期待されたFW大迫勇也選手(32)は選外となり、3度目のW杯出場とはならず。また、ヴィッセル在籍経験があり、現在スコットランドのセルティックでプレーするFW古橋亨梧選手(27)も、本大会26人のメンバーに選ばれなかった。

「これまでの我々の活動と、いま選手が置かれている状況、コンディション、W杯での戦い、この先を想像したとき、今のベストとして、FWだけでなくチーム全体を選ばせてもらった」と、メンバー選考について述べたのは、森保一監督。「大迫や古橋は、これまでの活動のなかで、W杯予選やこの4年間で、今回のW杯につなげてくれた素晴らしい選手だが、これまでといま、W杯での戦いで、いろんなシミュレーションをしたなか、このメンバー選考になった。彼らは今回選んだ選手と同等の力を持っていると思うので、また日本のために戦うという気持ちを持ち続けてほしい」とコメントしていた。

 大迫選手は、ドイツ・ブンデスリーガで活躍を続けた後、ヴィッセルへ2021年途中に加入。クリムゾンレッドで背番号10を付け、この2シーズンではJ1リーグ戦36試合に出場、11得点を記録。今シーズンはけがの影響もあり思い通りにプレーできない日々も多く、チームもJ1残留争いに巻き込まれるなど、大変な1年となったが、J1リーグ戦やACL(AFCチャンピオンズリーグ)などの公式戦で、数多くの劇的なゴールを決めてきた。チームに勝利をもたらし、そしてJ1残留の立役者でもあり、経験値の高さと勝負強さをプレーで証明した1年でもあったが、大きな目標の1つ、W杯本大会での挑戦はかなわなかった。

大迫勇也選手 2022年10月18日撮影(写真:ラジオ関西)

 また、古橋選手は2018年シーズン途中から2021年シーズン途中までヴィッセルの主軸FWとしてプレー。J1リーグ戦では95試合42得点を決め、昨シーズンは夏にセルティックへ移籍するも、J1リーグ3位の15得点を記録していた。また、日本代表でも15試合出場3得点という成績を残している。移籍したセルティックでも得点を量産し、スコットランドリーグの優勝に貢献。海外で大活躍した選手の1人であり、ヴィッセル時代はアンドレス・イニエスタ選手やダビド・ビジャ氏らから薫陶を受けた点取り屋だが、悲願のW杯日本代表入りはならなかった。

 神戸のホーム・ノエビアスタジアム神戸では、ヴィッセルからW杯メンバー入りがあった場合は記者会見が行われる予定だった。記者やテレビクルーらメディアも大勢駆けつけていたが、選出がなかったため会見は行われず。記者陣は大迫選手の招集漏れに驚きを隠せない様子で、会見場を出た際はまさかの落選を象徴するような雨模様だった。

 なお、W杯の日本代表メンバーは次のとおり。

「FIFAワールドカップカタール2022」
SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー

監督
森保一

GK
川島永嗣 RCストラスブール(FRA)
権田修一 清水エスパルス
シュミット・ダニエル シントトロイデンVV(BEL)

FP
長友佑都 FC東京
吉田麻也 シャルケ04(GER)
酒井宏樹 浦和レッズ
谷口彰悟 川崎フロンターレ
柴崎岳 CDレガネス(ESP)
遠藤航 VfBシュツットガルト (GER)
伊東純也 スタッド・ランス(FRA)
山根視来 川崎フロンターレ
浅野拓磨 VfLボーフム(GER)
南野拓実 ASモナコ(FRA)
守田英正 スポルティングCP(POR)
鎌田大地 アイントラハト・フランクフルト(GER)
板倉滉 ボルシアMG(GER)
中山雄太 ハダースフィールド・タウンFC(ENG)
相馬勇紀 名古屋グランパス
三笘薫 ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(ENG)
前田大然 セルティック(SCO)
堂安律 SCフライブルク(GER)
上田綺世 セルクル・ブルージュKSV(BEL)
田中碧 フォルトゥナ・デュッセルドルフ(GER)
冨安健洋 アーセナル(ENG)
伊藤洋輝 VfBシュツットガルト (GER)
久保建英 レアル・ソシエダ(ESP)

ノエビアスタジアム神戸 2022年11月1日撮影
記者会見の準備も行われていたが…会見はなくなった。
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