そんな歴史ある自然学校ですが、コロナ禍で大勢の人が集まる活動が難しくなった現在は、どうしているのでしょうか……?
「実施日数については5日間を基本としています。宿泊日数については4泊5日を基本 としていますが、感染状況や地域の実情に合わせ、それぞれの自治体の判断によって設定しています。手指消毒やマスク着用の徹底、できるだけ密を避けるよう活動内容や場所などを考えて実施しています」(兵庫県教育委員会事務局)
また、感染状況によって宿泊体験や遠方での実施が難しい場合の対応を聞いてみました。
「自校のグラウンドで野外炊事をしたり、近隣の山での自然観察などを行ったり、日帰りの体験活動に切り替えたりするなど、学校ごとに創意工夫して実施しています」(兵庫県教育委員会事務局)
自然に恵まれた兵庫県ならではの自然学校、いつまでも続いてほしいものですね。
(取材・文=つちだ四郎)