■「立ち上がった市民の勇気に敬意と感謝」稲村・尼崎市長(当時)
稲村和美・尼崎市長(当時)はラジオ関西の取材に「地域の皆さんの勇気ある行動が実を結んだ。まずはこのことに敬意を表したい。さらに(弁護士など)専門家のバックアップも心強かった。市内から事務所はなくなったが、水面下での動きを警戒して、暴力団との関係を完全に断ち切る取り組みはこれからも続く」と話した。
■「“チーム淡路”官民一体の協力体制、実を結ぶ」門・淡路市長
また、門康彦・淡路市長は「淡路市は山口組初代組長の出身地だけに、暴力団排除への特別な思いがあり、(組事務所完全排除で)ひとつの区切りがついた。観光地でもある淡路市のマイナスイメージを払拭できたように思う。市民のみなさんと淡路警察署の協力が大きかった。“チーム淡路”という官民一体の取り組みが功を奏した」と振り返った。