「自分のことを面白いと思っている美容師さんから『俺、ハサミで飯食ってるけど本当は箸で食べたいんだよね』という話を毎回され、苦痛のあまり美容室を変えた」というリスナーも。美容室を変えてからは、距離感を保つために美容師とはしゃべらないようにしているのだそうだ。
一方、しゃべる派には「田舎のおばちゃんがやっている美容室で、個人情報だだ漏れの会話をしている」という人から、「美容師と話をすることでエピソードトークの練習をしている」という少数派も。しゃべる派のなかにもさまざまなタイプがいるようだ。
さらには、「美容室ではしゃべり倒す」という強者も。この女性リスナーは、以前までは「一切しゃべりかけるな」というオーラを出していたという。しかし、新しく入ってきた担当の美容師が「歯ブラシの共有が出来るほどドンピシャにタイプの男性」だったために、今ではしゃべることを目的に髪を切りに行っているのだそう。
「美容師がタイプの女性だったら緊張する」と、声をそろえたからし蓮根の2人。「注文をするときは『あなたの好きな髪型にしてください』と言おう」と妄想を繰り広げる伊織に対し、青空は「パンツ見せられるより嫌ちゃう?」と冷たくあしらった。
全体の意見を集計すると、積極的にしゃべる人は55.6%、しゃべらない人は44.4%という結果となった。
(取材・文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip水曜日』2022年11月2日放送回より