そういえば、黄身の色はニワトリが食べるエサによって変わると聞いたことがあります。もしかしたら、食べるエサを切り替えた瞬間の2種類が1つの卵になったのかも?
採卵養鶏業を営む株式会社オクノの奥野克哉さんに話を聞いてみました。
産卵開始から間もない若いニワトリは排卵リズムが安定していないため、複数の卵黄が連続して排卵されることで黄身が2つの二黄卵(におうらん)ができるのだそう。
一方、2色の卵ができるのはエサが変わった瞬間というわけではなく……。もともと濃いオレンジ色が通常の黄身の色で、黄色い方は色素が入る前の状態。若いニワトリがこの2色を同時に排卵したことで、2色の二黄卵ができたのでしょう、とのこと。
さらに、奥野さんいわく、二黄卵ができる確率は年間を通じて約1パーセントほどなのだとか。2色の二黄卵が出てくるのはさらに確率が低い、レア中のレアだといいます。
もしかすると、依頼者のもとにはなにか特別ラッキーなことが起こるのかもしれませんよ!
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)