吉本興業のお笑いコンビ「紅しょうが」(稲田美紀・熊元プロレス)が火曜パーソナリティを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後2時30分~)にて、「初恋の思い出」というテーマでメッセージを募集。女性を中心に、小中学生のころの甘酸っぱい恋の思い出が寄せられた。
はじめに紹介されたのは、20代の女性からの「小学生のころ、頭が良くてスポーツもできる大人っぽい男の子がいました」というお便り。
「両思いなのでは?」と2人が同級生たちに冷やかされた際、彼は照れつつも否定せず、「騒いだらよけいに冷やかされるだけやから、静かにしておこう」と言ってくれたという。そんな彼の言動に「それってどういう意味!?」とドキドキしたそう。卒業式で告白するかどうか迷ったものの、「いつか会ったときに言おう」とその場では想いを伝えず、その後、彼に会えないまま20年近くが経ったという。
“運命大好き人間”を自称する熊元は、このメッセージに「再会したらドラマチックな展開になる。次に会ったら付き合った方がいい」とうらやましがったが、稲田は「こういうのはもう会わん方がいい。もしSNSで見つけてしまうことがあっても、その場合はもう結婚して幸せになっていてほしいな」と話した。
また、別の女性からは「私には、小学1年生くらいから好きな男の子がいました。中学生になって、たまたま前の席になった女の子にそのことを話すと、なぜかその子が私の好きな相手に告白して、2人は付き合うことになりました」という悲しいメッセージも。
好きな相手と話したこともないまま失恋してしまった女性。そのうえ、男子が告白をOKした理由は「誰でもいいから彼女が欲しかったから」だったという。
ちなみに、熊元の初恋の相手は、小学生のころによく遊んでもらったという6〜7歳年上のお兄ちゃん。当時大流行していたミニ四駆で遊ぶため、公園には男子が集まっていたそう。熊元はミニ四駆には興味がなく、持っているわけではなかったものの、お兄さんに会うために通い詰めていたという。
しかしある日、倒れてしまったお兄さんのミニ四駆をもとに戻してあげようと手を伸ばしたところ、「触るな!」と大きな声で怒鳴られ、熊元の初恋は終了したそうだ。
番組に寄せられたメッセージのなかで“初恋の相手”として登場することが多かったのは、「足が速い男の子」。いつの時代も、子ども時代には足の速い男子がモテるようだ。
※ラジオ関西『Clip火曜日』2022年11月8日放送回より