大泉洋・有村架純・目黒蓮・柴咲コウが交錯 “瑠璃”という名の女性をめぐって奇跡を呼び起こすラブストーリー | ラジトピ ラジオ関西トピックス

大泉洋・有村架純・目黒蓮・柴咲コウが交錯 “瑠璃”という名の女性をめぐって奇跡を呼び起こすラブストーリー

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 それから数年が経ち、今度は瑠璃が高校生の頃に親友だったゆいから小山内に連絡がありました。ゆいは、瑠璃が高校時代に描いていた肖像画を探してほしい、というのです。瑠璃は美術部に所属していて、瑠璃が当時描いた作品を小山内は保管していました。

 その肖像画に描かれていた人物は……。

サブ6

 原作は累計発行部数56万部を超える佐藤正午のベストセラーです。2017年に直木賞を受賞しました。

 脚本は『ビリギャル』『こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話』『そして、バトンは渡された』など幅広いジャンルを手がける橋本裕志です。

書影
佐藤正午「月の満ち欠け」(岩波書店刊)

 幸せな暮らしから一転、妻子を亡くして不思議な運命に巻き込まれる主人公・小山内堅を大泉洋が演じます。小山内の妻・梢は柴咲コウ、娘・瑠璃は菊池日菜子です。

 ふたりが事故で他界したあと小山内を訪ねる三角は目黒蓮(Snow Man)で、三角の元恋人で小山内の娘と同じ名前のヒロイン“瑠璃”が有村架純です。

 そのほか“瑠璃”の夫に田中圭、小山内の娘の親友・ゆいに伊藤沙莉が扮しています。

 監督は、『ノイズ』『夕方のおともだち』『あちらにいる鬼』『母性』に続き、今年の公開作品5作目となる廣木隆一です。

メイン

 三角と“瑠璃”が恋に落ちたのは1980年12月8日の雨の日でした。同じ1980年12月8日に小山内と梢が結婚し、1981年に娘の瑠璃が生まれました。関係ないはずの彼らの人生が、“瑠璃”という名前の女性をめぐって奇跡を呼び起こすラブストーリーです。

 物語が始まる1980年という時代を象徴する楽曲として、劇中にはこの年に発売されたジョン・レノンの「Woman」が使われています。

 何気なく交わされる会話ひとつひとつが、のちの場面で意味を持ちます。映画『月の満ち欠け』は、12月2日(金)公開です。(SJ)

ポスター

◇映画『月の満ち欠け』
※上映日程は、作品の公式サイト・劇場情報でご確認ください。

キャスト:
大泉洋 有村架純 目黒蓮(Snow Man) 伊藤沙莉 / 田中圭 柴咲コウ
菊池日菜子 小山紗愛 阿部久令亜 尾杉麻友 寛一郎 波岡一喜 安藤玉恵 丘みつ子
原作:佐藤正午「月の満ち欠け」(岩波書店刊)
脚本:橋本裕志
監督:廣木隆一
音楽:FUKUSHIGE MARI
劇中曲:John Lennon「Woman」(ユニバーサルミュージック)

配給:松竹
(C)2022「月の満ち欠け」製作委員会

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