オリックス福田周平はロッカールームでもリードオフマン!「話題の先頭にいる感じ」と“チラ見”担当・宗佑磨が明かす | ラジトピ ラジオ関西トピックス

オリックス福田周平はロッカールームでもリードオフマン!「話題の先頭にいる感じ」と“チラ見”担当・宗佑磨が明かす

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 プロ野球のオリックスで主軸として活躍する福田周平選手(30)と宗佑磨選手(26)が、ラジオ関西の番組に出演し、日本一を成し遂げたチームの秘話などを語った。

 2選手が出演したのは、林歳彦氏(会社経営者・環境活動家)と、フリーアナウンサーの田中大貴(元フジテレビアナウンサー)がパーソナリティーを務めるラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2022年11月28日放送回。

写真左から、フリーアナウンサーの田中大貴、オリックスの福田周平選手と宗佑磨選手、林歳彦氏(会社経営者・環境活動家) (写真:ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』)

 パ・リーグのレギュラーシーズンでは一時、首位と最大11.5ゲーム差をつけられただけなく、終盤戦でもソフトバンクに優勝マジックまで点灯されながら、その逆境を跳ね返し、最終戦に劇的な逆転優勝、リーグ連覇を達成。そして、日本シリーズではヤクルトに昨年のリベンジを果たして、26年ぶりの日本一に輝いた、今シーズンのオリックス。

 長丁場のシーズンを振り返り、リードオフマンとしてチームを牽引した福田選手が「昨年も同じことを思っていたのですが、『やっと終わった』という感じ」と率直な思いを述べれば、2年連続パ・リーグのベストナインに選ばれる活躍を見せた宗選手も「めっちゃ長かったですね、8月あたりから残り50~60試合くらいが長かったです」と実感を語る。

 中嶋聡監督のもと打順の組み換えも多く行われたなか、チームでは俊足好打の福田選手と宗選手が1番・2番を組む並びが多かった。今シーズンもオリックス戦の実況を行ってきた田中大貴から「1番・福田、2番・宗が一番良いんじゃないかという声もあるが、本人たちはどう思っていますか」という質問がおよぶと、福田選手は「僕は試合に出られたらどこでもいいです」と述べつつ、「打順が多く回ってくるので1番は楽しいです」と回答。一方、「周平さんの後の2番は、めっちゃやりやすい」と、この1・2番に好感触を得ている宗選手は、「(福田が)初球をあまり振らないので、後ろから球をたくさん見ることができますし、打席でのバッティングをイメージしやすいからやりやすい。(福田が)あまり早打ちしないので、自分の間をちゃんと保てる」と、その理由を明かす。

 ちなみに、福田選手といえば、登場曲に使用しているのが、テレビアニメ『サクラ大戦TV』の主題歌、「檄!帝国華撃団」。真宮寺さくら(横山智佐)&帝国歌劇団が歌うアニソンの名曲が流れるとスタジアムも一気に盛り上がるが、その選曲のきっかけは、社会人野球のNTT東日本時代にあるそう。「当時、よく試合をしていた相手のセガサミーが、得点をした時、応援団から流れてくる音楽がこれだった。(相手に得点が入るので)嫌なイメージですけど、かっこいいなというのがずっとあって、プロに入ってこれを流すと僕もモチベーションが上がった」。宗選手によると登場曲は前もって担当者に伝えれば変更ができるようだが、福田選手は今の曲を「僕は気に入っているし、飽きない」と、変えるつもりはないという。来シーズンも「走れ 光速の 帝国華撃団!」という歌詞とともにバッターボックスに入る背番号1の雄姿には注目せずにはいられない。

 話題は変わって、パーソナリティーの林歳彦氏から「オリックスのチームってどんな雰囲気なんですか?」と直球質問を受けた2人。「他チームは行ったことがないので正直わからないですが、たぶん、かなり仲はいいと思います。そこまで上下関係もなく、のびのびしている感じ」と、在籍5年目の福田選手は明かす。試合中のベンチも雰囲気が良く、誰かがミスをしたときも「『やりよった!』という感じで、先輩が後ろから背中をポン(と明るく励ます)みたいな感じ」と宗選手。チームメイトとのコミュニケーションも気を遣わないといい、ムードのよさを感じさせる。

 さらに、ロッカールームなどでの“宴会部長(盛り上げ役)は誰になるかを問われた際、「僕はしゃべっているくらい」と福田選手がいうと、すかさず宗選手が、「違います、(福田選手が)めっちゃしゃべってます(笑)、話題の先頭にいる感じで、どこかでしゃべる話題のきっかけを作っている」と暴露。福田選手自身は「宴会部長じゃないです」と否定しつつも「杉本(裕太郎)さんとめっちゃ仲が良くて、ふたりで『にこいち』みたいな感じですが、そこでの小競り合いが広がって周りを巻き込んで、それでロッカールームが明るくなるみたいな。あえてやってるわけではないのですが、楽しいじゃないですか(笑)。周りがチラチラ見てくるので『(話に)入ってきたらええやん』という感じです」と、グラウンド外でも牽引役になっているようだ。

 その時の宗選手は福田選手いわく「うらやましそうに見ています(笑)」ということだが、当の宗選手は「いやいや、入るとややこしくなるので」と苦笑い。あくまで「チラ見」担当に徹しているとのこと。

ラジオ出演でもリラックスした雰囲気でトーク、オリックスの福田周平選手と宗佑磨選手 (写真:ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』)

 そのほかにも試合前の“声出し”の内情や試合後のヒーローインタビューに関する秘話などで盛り上がった、今回のトーク。ラジオ出演について「楽しいです! 何も意識しなくていいし、しゃべりやすい」(福田選手)、「なんかやりやすいし、のんびりしていていいですね!」(宗選手)と、マイクの前でもリラックスしていたゴールデングラブ賞コンビは、次週も引き続き同番組に出演。そこではオフの過ごし方や来シーズンへの抱負を語る予定となっている。


■オリックスの福田周平選手と宗佑磨選手、番宣告知にも挑戦!

【11月28日分】

【12月5日分】

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としちゃん・大貴の ええやんカー!やってみよう!! | ラジオ関西 | 2022/11/28/月 19:30-20:00

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