実は発症確率が高い! 『言語障害』 脳卒中の後遺症 「話せない」「理解できない」 医師に聞く | ラジトピ ラジオ関西トピックス

実は発症確率が高い! 『言語障害』 脳卒中の後遺症 「話せない」「理解できない」 医師に聞く

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――構音障害と失語症の発症割合は?

失語症は領域が限られているため、やはり構音障害の方が多いですね。

――リハビリはどのように行うのですか?

構音障害の場合は、たくさん話したり、口の周りの動きをよくしたりするトレーニングを行います。イメージとしては、アナウンサーの発声練習のようなトレーニングですね。一方の失語症の場合は、症状によってさまざまなリハビリ方法があります。たとえば、⾔葉が出てこないという⽅にはカードを⾒せて名前を言ってもらうなどの方法があります。

――どなたが行うのでしょうか?

言語聴覚士が行います。言語障害は脳卒中を発症したすべての方に起こるわけではありませんが、比較的高い確率で障害が起こると言われています。

◆吉田泰久 社会医療法人榮昌会 吉田病院 / 理事長兼院長 /
1952年12月の開設以来70年近くにわたり、神戸市の救急医療のなかでも脳卒中患者の診療を主に担い、急性期から回復期、在宅まで一貫した脳卒中治療を提供している。
診療科は、神経外科、脳神経内科、内科、循環器内科、リハビリテーション科

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